西武ホールディングス傘下のプリンスホテルがプリンスの名前を冠したホテルをロンドンにオープンしました。このタイミングでヨーロッパ初進出に乗り出す狙いとは一体何なのでしょうか。
株式会社プリンスホテル
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イギリス・ロンドン。
街の中心部に今週オープンしたのが「ザ・プリンス アカトキ ロンドン」。
プリンスの名前を冠したヨーロッパ初のホテルです。
買収した現地ホテルを87億円かけて改修しました。
その客室をWBSのカメラが独占取材しました。
サンセットスイートをお見せします。
ベッドルームの壁には暁に燃える富士山。
いたるところに和を取り入れています。
客室平均単価は日本円でおよそ4万5,000円。
欧米系の高級ホテルと差別化し、富裕層を狙います。
レストランにももちろん和の要素が…
ロンドン市局の中村航記者、
パリパリと心地よい食感です。ロンドンでなかなか食べられない日本の本格的な天ぷらの味です。
料理は新宿プリンスホテルから派遣された料理長が現地スタッフを指導して作っています。
またバーには日本のウイスキーを70種類以上用意しました。
何故いまヨーロッパに進出したのでしょうか?
西武ホールディングスの後藤高志社長、
プリンスアカトキをロンドンで評価してもらい、日本に行ったらプリンセスホテルチェーンを使おうじゃないかというふうにしたい。
今後、西武グループは海外のホテルを現在の31から10年で100にまで増やす計画だといいます。
「プリンスアカトキ」のブランドでは年内に中国・広州に巨大ホテルを開業する予定です。
やるからには絶対成功させる。自信もあります。