677件、こちらは運転中にカーナビを見たことが原因となって発生した1年間の交通事故の件数です。
こうした事故を防止するためカーナビメーカー大手のパイオニアが全く新しいナビを発表しました。
音声だけで操作・案内!新カーナビで事故防止
パイオニアの矢原史朗社長。
コンパクトでスタイリッシュな筐体にすごい中身が詰め込まれている。
パイオニアが2月10日に発表したのがドライブレコーダーのような形のカーナビ。
一体どういった商品なのか早速体験してみました。
西崎悠河記者。
お台場駅に行きたい。
ナビ。
直進距離で400メートルの場所にお台場海浜公園が見つかりました。
ここに行きますか。
実はこのナビ、地図を表示するモニターはなく、音声だけで操作や案内ができるというもの。
そのため案内の音声にもある工夫が…
2つ先の信号を左です。左端の車線を進んでください。
何百メートル先を左など通常のナビのような案内だと分かりにくいため、信号機の数など運転中に目に入る情報を使って案内。
ドライバーは視線をそらすことなく運転に集中できます。
さらに…
近くで空いている駐車場を探して。
直進距離で400メートルの場所に駐車場が見つかりました。ここに行きますか。
インターネットを通じ、空いている駐車場や評価の高いレストランなどが検索可能。
地図情報は毎月最新のものに更新されます。
パイオニアの坂本雅人常務執行役員。
運転していて気になったときにナビを操作したくなってしまう。
それをやると事故につながるのでやらないように声で操作をする。
年間数十万台を目指して売っていきたい。