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[WBS]【THE行列】フランス生まれのパカブ!

2018年7月13日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

森の中に大行列!

子どもに戻ったようにはしゃぐのはいい。

大人も子ども楽しめる最新アスレチックとは?

フランス生まれのある遊びで森の中に笑顔が広がっています。

足柄森林公園 丸太の森

[blogcard url="http://k-mask.jp/maruta/"]

神奈川県のとある森林公園。

森の中に人だかりが…

インターネットで動画を見て面白そうだと思った。

ネット(網)がいっぱいあってポイポイしていた。

行列の先にあったのは木に張り巡らされた大きな網。

一体これは?

森の空中あそび パカブ

[blogcard url="http://parcabout.jp/"]

神奈川県南足柄市にある森林公園。

ここに2017年、パカブという新しいアスレチック施設が誕生しました。

森の中に張り巡らされた網の上でさまざまな遊びが体験できます。

広さはテニスコート9面ほど。

網でできた通路を登っていくと…

急になってきた。がんばれ、がんばれ。

地上から木に張り巡らされた網の上へ。

高さは一番高いところでおよそ10メートル。

下を見ると…足をすくみそうです。

細い網の通路の先には広い空間が…

みんなでピョンピョン飛び跳ねている。

いわば巨大なトランポリン。

周りに人が動くとその振動が伝わりみんな一緒に体が跳ねます。

なんとも不思議な感覚が味わえるのです。

使っている網は漁業用のものと同じ。

ポリプロピレンという素材で耐久性があり、同時に200人が乗っても大丈夫だといいます。

一歩一歩がトランポリン。

跳ねるので平衡感覚が…

パカブ

実はこのパカブ、2008年にフランスのグロワ島という小さな島で生まれました。

島の主要な産業の漁業が衰退したため漁師たちが町おこしのために作ったといいます。

パカブに使う網は漁師たちの手作りです。

フランスで誕生したパカブ。

2014年にイギリスにも進出。

2つの国で合計28ヶ所まで広がりました。

そして2017年7月、この森林公園を運営する会社が海外での人気を知り誘致。

フランスの漁師たちが日本を訪れパカブを作りました。

フランス人技師のマキシム・プイヨンさんは、

漁師とパカブの仕事は似ている。

網に登るのが好きなのでこの仕事ができて幸せ。

そしてオープンすると日本でもたちまち大人気に!

週末には1日400人ほどが訪れるといいます。

普通の遊びもパカブですると楽しさ倍増。

こちらは網の上で行うバドミントン。

道具はパカブ専用に大きくしていますが足場が安定しないのでうまく打ち返せません。

こちらはバスケットボールやサッカー、ドッジボールなどの球技ができるエリア。

バスケットボールのコートの覗いてみるとボールを投げるのも一苦労のようです。

体の反動をうまく利用してナイスシュート!

こちらではドッジボールが行われています。

みんな楽しそうです。

そしてこちらは網でできたすべり台。

怖かったけど楽しい。

子どもに戻ったようにはしゃぐのはいい。

株式会社アグサ

[blogcard url="http://agusa.jp/"]

パカブを日本に誘致した背景にはフランスの漁師同様、過疎化が進む地元を盛り上げたいという思いがあったといいます。

公園を運営するアグサの桜井孝一会長は、

ずっと地域を見てきてこれでいいのかという思いがあった。

パカブだけでなく南足柄に来てもらいたい。

インパクトのある施設を作りたい。

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