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[WBS]産油国会議始まる!高値続くガソリン今後は?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」が経済にもさまざまな影響を及ぼす中、高値となっていたガソリン価格が今後どうなっていくのでしょうか。

産油国の会合が始まります。

高騰ガソリン価格に変化は?物価にも影響 オミクロン株

年末年始の帰省ラッシュを控える中、12月1日に発表されたガソリンの平均小売価格は1リットルあたり168.6円と依然高止まりが続いていることが分かりました。

背景にあるのが高騰が続いてきた原油価格です。

アメリカのバイデン大統領。

ガソリン価格の高騰は産油国や大企業が需要に見合った生産をしていないからだ。

他の国々と協調し、この問題を解決する。

これまで日本やアメリカなど主要な原油消費国が備蓄する石油の放出で協調し、結束をアピール。

産油国に価格安定に向けた対応を迫ってきました。

日本時間の12月1日午後11時からその産油国の協議が始まります。

しかし、ここにきて原油価格をめぐる大きな変化が…

新型コロナのオミクロン株の出現です。

高騰が続いてきた原油先物価格ですが、オミクロン株の情報が出るや急落しています。

こうしたことから今回の産油国の協議では追加の増産を見送る公算が大きくなっています。

原油高などを受けて物価の高騰が直撃しているアメリカでは中央銀行にあたるFRBのパウエル議長が議会で…

最新の新型コロナ感染者の増加とオミクロン株の出現は雇用と経済活動の下振れリスクをもたらし、インフレの不確実性を高める。

パウエル議長はさらに物流の混乱で物価高が続く可能性について指摘し、物価高を押さえるため国債などの購入を減らす政策について議論を加速する考えを示しました。

経済と強い労働市場を支え、高インフレの定着を防ぐため政策手段を行使する。

これにより臨機の引き上げが早くなる可能性も出てきました。

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