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[WBS] 40年以上前に日本で流行…「紅茶キノコ」がNYでブームに!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

紅茶キノコの名前で1970年代にブームになった発酵飲料。

この食品、昆布とはまったく関係ないのですが、なぜかいま「コンブチャ」と名前を変えて注目を集めています。

株式会社大泉工場

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東京・西麻布で9月3日に開かれたイベント。

そこで振る舞われていたのはワイングラスに注がれたシャンパンのような飲み物。

実はこれ「コンブチャ」という名の飲料で、これがいま健康に意識の高い人を中心に静かなブームになっているといいます。

大泉工場の大泉寛太郎社長、

アメリカに行くたびコンブチャの市場が大きくなっていることを肌で感じた。

日本でも認知が上がれば市場価値が上がっていくのでは。

アメリカでコンブチャと出会い、日本で広めたいと思った大泉さん。

2017年に開いたこの店でコンブチャを提供したところ、健康飲料として人気となり8月から他の飲食店などに卸販売を始めることにしたといいます。

その味は?

試飲をした益田健二朗記者、

スッキリしたのど越しですね。洋菓子のようなスッキリとした味わいです。

このコンブチャ、1970年台には紅茶キノコという名前で一大ブームとなりました。

しかし健康への効果を疑問視する声も浮上し一気にブームは下火になったのです。

ニューヨーク

その紅茶キノコが海外で注目を集め始めています。

ニューヨークにある自然食品の店にはペットボトルに入ったコンブチャがずらり。

スイカ味や炭酸入りなどさまざまな種類があり棚の一角を占めています。

最初はビールの代わりに飲んでいた。パンチが効いていて低カロリーなのが好き。

味や飲み心地が良くリフレッシュできる。健康志向にも合うし、暑い日はコンブチャだね。

コンブチャは2000年代初めから清涼飲料水の代わりとして需要が伸び、現在世界での市場規模は600億円以上。

この店ではボトル入り飲料の中で一番の人気商品だといいます。

店員は、

コンブチャは善玉菌を取れると他の飲料より人気がある。

アメリカではファンを獲得し力強く市場を固めている。

コンブチャ

アメリカから逆輸入する形で日本にコンブチャブームを再び起こそうとする大泉工場。

販売する店を2019年3月までに50店舗まで増やすとしています。

健康志向の高い30~40代の働き盛りがいっぱい集まっている企業やヨガ教室やフィットネスジムなどに営業をかけていきたい。

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