異例な展開を迎えたスーパーの争奪戦についての続報です。
首都圏が地盤のスーパー「オーケー」は臨時株主総会で関西スーパーとH2Oリテイリングとの統合を認めた集計作業に疑義があるとして11月9日に統合を差し止める仮処分を神戸地裁に申し立てました。

オーケー株式会社
[blogcard url="https://ok-corporation.jp/"]
オーケーの代理人、森大樹弁護士。
今から申立書を提出してきます。

今後当社の主張は手続きの中で明らかにしていきたい。

統合差し止めの仮処分についてオーケーは総会検査役の報告書をもとに関西スーパーが棄権を意味する白票を投じた1人の株主の投票を賛成に切り替えたことで統合案が否決から可決に変わったことを問題としています。

一方、関西スーパー側は11月9日に見解を公表しました。
白票を投じた株主は事前提出の委任状や当日提出した通知書で賛成の意思表示をしていたと反論し「総会は適切に行われた」とコメントしています。


こうした状況についてH2Oはテレビ東京の取材に対し、「事態を見守りたい」としていますが今後司法の判断次第では来月1日に予定されている統合が白紙に戻る可能性があります。
