オイシックス・ラ・大地株式会社
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今回のがっちりマンデーは…

オイシックスって会社。みなさん知ってます?

実はここ今めちゃくちゃ儲かっている食べ物の宅配会社。

2000年に創業してから右肩上がりに業績を伸ばし年間売上は驚異の710億円。

なんでそんなに儲かっているのか?

そこには驚きの儲かりアイデアが!

売れると思います。

確実に売れると思います。

絶対に売れる野菜を見つけ出す伝説のバイヤー。

とっておきの極秘施設「たねや」とは?

「どうやって作ったんですか?」

企業秘密です。

オイシックスとあの串カツ田中が手を組んだコロナ渦でも売れる商品の作り方があった!

玉ねぎの串が入っているのですがチーズに変更しております。

オイシックスの儲かりのヒミツを余すことなくみなさんのご自宅にお届けする30分です。

儲かる野菜を探し出す!No.1バイヤー
年間売上げ710億円と絶好調のオイシックス。
そのビジネスの大きな柱が…

オイシックスさんからのお荷物です。

野菜。

ホームページを見て好きな野菜を選べば決まった曜日にまとめてお家に届けてくれるというとっても便利なシステムなんですが…

そのお値段を見てみると玉ねぎが400gで380円とか小松菜が300gで320円とか普通のスーパーの倍近い価格。


結構高いですけどこれが売れているんです!

なんで皆さん、オイシックスで野菜を買うんでしょうか?

ミニトマトがフルーツのように甘かったり。

自分では買わない珍しい野菜が入っている。

オイシックスの野菜は味や見た目がちょっと変わったものがあるのが特徴。

例えば皮まで生で食べられるカボチャ「かぼっコリー」やトロっととろけるような食感が特徴の緑色のナス「トロなす」などが大人気。


しかし何故オイシックスではあまりスーパーで見かけないような変わった儲かり野菜を売ることができるのか?

そこにはあるキーパーソンの存在が…

オイシックス・ラ・大地の広報室、横溝万保美さん、
日本全国を歩き回って珍しい野菜を探すスゴ腕のバイヤーがいます。

実はオイシックスには日本中から儲かる野菜を見つけ、世に送り出す伝説のスゴ腕バイヤーやいるらしい。

今回はその野菜探しのお仕事を見せて頂くことに。

やって来たのは佐賀県。

颯爽と現れたのがバイヤーの小島誠二さん。

実は小島さん、毎週3種類以上の野菜を仕入れ、これまでに700近くのヒット野菜を生み出したスゴ腕の持ち主。

「売れる野菜は見つけている?」

自分で言うのもなんですけどちょっと見つけているほうかなと思います。

どうやって売れる野菜を見つけているのか?

向かったのは佐賀県の中央に位置する江北町。

どうもお久しぶりです。

こちらは3年前からオイシックスで「百武れんこん」というれんこんを販売している百武翔太さん。

まずは小島さん、今年取れたれんこんの出来栄えをチェック。

いいじゃないんですか。

今年梅雨が多かったので最初どうなるかなと思ったんですけど。

いきなり晴れてね。

出来栄えは上々の様子。

ちなみに2年前に小島さんが百武れんこんに目をつけたのはあるポイントに注目したからだという。

食べた瞬間に甘いんですね。
「甘いんですか?」

小島さん曰く最近の売れる野菜のキーワードは甘さ。

オイシックスの例でいうと密のように甘いトマト「みつトマト」やキャラメルのように甘い玉ねぎ「キャラメル玉ねぎ」、とにかく甘い野菜は売れる!

ちなみに今年のれんこんの出来はみかんに匹敵するほどの甘さなんだとか。

これなら昨年以上に売れると確信した小島さん。

東京の本社にれんこんを持ち帰り、各部署の担当者たちを集めて何やら打ち合わせを始めた。

百武さんのれんこんのネーミングを新しく決めたいと思います。

売れる野菜づくりでもう一つ大事なのがネーミング。

その野菜の特徴をきちんと捉えてこれは食べたいって名前にしてあげるかどうかが売上を大きく左右する。

「みつトマト」も「キャラメル玉ねぎ」も確かにこっちの方が美味しく感じちゃいますよね。

甘さともっちりとした食感が特徴の百武さんのれんこんにはどんな名前をつけるのか?

ステーキを入れたほうが良いんじゃないかな。
ステーキ?

れんこんをあまりメインで食べない。
たしかにたしかに。

香り良し、味良し、食感良しだと十分メインになりうる野菜だと思う。

もちうまステーキれんこんとかだったらなんか…

もちうまステーキれんこん良い。

もっちりとした食感、そして焼いた時の味がステーキのように絶品ということで新名称は「もちうまステーキれんこん」に決定。


まさにこのネーミングだと今年はもっと売れそうですか?

生産者さんが作ってくれれば売上げは2倍くらいいくかなと。

なんと今年は昨年の倍以上売れるとの予想!これはかなり期待できそうだ。

野菜バイヤーが通う極秘のたねや潜入
続いて小島さんが向かったのは熊本県の中部に位置する上益城郡。

オイシックスで使い切りサイズのミニ大根を販売している吉水農園で野菜の状況をチェック。

「何を見てらっしゃるんですか?」

年末年始に使う大根で紫色の大根をやろうとしていて。

それを吉水さんに植えてもらってます。

オイシックスのバイヤーは農家で野菜を見つけるだけでなく売れそうな野菜を持って行って育ててもらうのもお仕事。

実は小島さん、最近サラダに入れる彩りの良い野菜が流行っているのに気付き、生でも食べられる紫色のミニ大根を売ろうと考えた。

そこで大根づくりの経験が豊富な吉水さんに買い取ることを条件に紫色のミニ大根3万本の栽培をお願いしたのです。

吉水農園の吉水孝道さん、
オイシックスさんの強みは珍しい野菜を言い方悪いけど面白く紹介する。

それを発掘するのがものスゴくうまいんですね。

「紫色の大根を売ったら結構なお金になるんですか?」

なります。なるからやるんです。

作った野菜はオイシックスが全部買い取ってくれる。だから農家さんは安心して新商品の栽培にチャレンジできる。

まさにウィン・ウィンな関係なんです。

さらに小島さんによると儲かり野菜を生み出すためには欠かせない極秘施設があるという。

向かった先は静岡県磐田市にある増田採種場という会社。


一体どんな極秘施設なのか?

「これから何を見に行かれるんですか?」

社長はブリーダーっていって種を作るのがかなり上手いので野菜のここを伸ばせないか?と無茶振りして作ってもらっている。

こちらの増田採種場は創業から95年に渡り新しい野菜の種づくりを専門に研究している会社。

野菜業界ではこうした会社は「種屋」と呼ばれるそうで、小島さんはこうした種屋さんにも色んな新しい野菜の開発を依頼するとのこと。


今回はどんな野菜をお願いしたのですか?

社長に無茶振りして開発してもらっているブロッコリーを食べやすくしたブロッコリーです。

しめじとかエノキみたいな感じのイメージ。

エノキみたいなブロッコリー?

一体どういうことなのか、実際にエノキみたいなブロッコリーを見せてもらうことに。

「これがエノキブロッコリー?」
増田採種場の増田寛之社長、
はい。

パッと見た感じは普通のブロッコリーとあまり変わりませんが…

葉っぱを取って、ブロッコリーの茎をカットすると、
パラパラとこういう感じで。

細かいのを取っていってもらえれば一口サイズでそのまま茹でて食べられるというタイプです。

実はこちらのエノキブロッコリー、茎の部分が普通のブロッコリーと比べてエノキのように細く枝分かれしているのが特徴。

普通のブロッコリーの茎はほとんど捨ててる方が多い。

そこも私はずっと食べて欲しかったのでこの形はいいなと。

「社長これどうやって作ったんですか?」

秘密です。

4年間をかけて開発したこのエノキブロッコリー、今年の冬にいよいよ発売するとのことで小島さん、売れるといいですね。


オイシックスはアイデア野菜でがっちり!

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