オイシックス・ラ・大地株式会社
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食べ物を宅配するオイシックスの中でいま特にグイグイ売り上げを伸ばしているのが「キットオイシックス」というおかずの材料セット。
そこにはオイシックスならではの儲かりのヒミツが!
野菜と同じくサイトから注文すれば週に1回まとめてお家に届けてくれる仕組みで、例えばそぼろと野菜のビビンバの2人前セットには合いびきそぼろとにんじんやニラなどの野菜、さらに豆板醤などの調味料が使う分だけ小分けになって入っている。
これを付属のレシピに従って調理すれば簡単にちょっと本格的なビビンバとスープのセットが作れちゃう。
これで2人前セット1,180円。
実際に注文しているお客様は、
ささっとできると子供を待たせないですぐ作れるのでとても便利。
40回くらい使ったと思います。
開発担当の関英莉香さん、キットオイシックスってどれくらい売れているんですか?
今年の5月時点で累計5,500万食販売。
2013年の販売以来、右肩上がりにグイグイと売れ続け、累計販売数は驚異の5,500万食。
その売れる秘密はやはり注文したくなるメニューがバンバン出てくるから。
キットオイシックスは週替りのメニューを20種類ほど販売しているのですが、毎週毎週3種類ほどの新メニューを追加している。
例えばイタリアンシェフの日高良実さんが考案した「日高シェフ特製野菜ミネストローネ トマトときのこのフリッタータ」や料理研究家のコウケンテツさんが考案した「コウさん家の野菜たっぷりプルコギ」などがすぐに売り切れてしまうほどの超人気セット!
今回はその売れるメニューのレシピを考えるレシピ会議を見せて頂くことに。
こちらで行っているのは「メバルの麻婆だれ」と「カリフラワーのナッツ和え」という新メニューの試作。
今4分加熱して待ちなんですけど。
レンジ行ってもらって。
レンジ今空いてないので。
2番行きますか、タレを。
「どうしたんですか?」
今、時間検証してるんですけど、電子レンジが待ち時間が発生していて工程の手順を変えてより時短でできるように調整します。
短い時間で作れるますが売りのキットオイシックスは調理時間がおかず2品で20分以内というルールを決めているので時間の計測が欠かせない。
主菜を副菜を同時に作り出すとメバルとカリフラワーを解凍する工程がかぶってしまう、いわゆるレンジ渋滞が起きてしまうことが発覚。
そこでまずカリフラワーを解凍している間にナッツを砕き、次にメバルを解凍しながら麻婆だれを作り始める。
さらにその後、解凍したメバルを焼く手順に変更。
レンジを使っている間にできる作業を効率的に行うことで調理時間がおよそ4分の短縮。細かい!
そしてそんなオイシックスが今年からさらなる新しいビジネスに乗り出しているらしい。
その新しいビジネスを担当する熊本隆一さんが向かったのは…
こんにちは。
串カツ田中!?
これから年末に向けて串カツセット20本1セットで販売させて頂いているんですけど。
そちらを倍にして40本。
熊本さん、一体何を話し合っているんですか?
おうちレストランという飲食店の看板メニューを全国のお客様にお届けするサービス。
年末に向けての企画で串カツ田中に伺っている状況です。
熊本さんが串カツ田中の担当者、保坂謙さんと行っていたのは様々な飲食店の看板メニューをオイシックスが宅配するおうちレストランというサービスの打ち合わせ。
例えば串カツ田中で人気の串カツ5品を冷凍にしてお店と同じ特製ソースをセットにした「おうちで楽しむ串カツセット」や全国に60店舗以上展開するがブリチキンの看板メニューの骨付鳥と唐揚げがセットになった「おうちでがブリチキン。セット」など23ブランド、40品の看板商品をオイシックスが販売するというもの。
でもなんでわざわざオイシックスで他のお店のものを売っているのか?
串カツ田中の保坂健さん、
コロナが始まったタイミングでオイシックス様からおうちレストランで販売できるものありませんか。
紹介をいただいて販売することになりました。
実はこのビジネスを始めたのは今年の4月から。
コロナ禍で飲食店がお店を開けず食材が余ってしまうと聞きつけた高島宏平社長が塚田農場さんや串カツ田中さんなどにオイシックスで売りませんかと声をかけたとのこと。
串カツ田中で販売するECサイトが開設してなかったのでオイシックス様と手を組むことで販売することができるようになりました。
例えば串カツ田中の工場で作った串カツセットはオイシックスの配送センターに頼んで梱包。
オイシックスで購入したお客様の元へ届けるって仕組みになっています。
もちろん通販で売るための商品の改良などのノウハウはオイシックスから各お店にアドバイス。
串カツ田中のお店で販売してる看板メニューの5品盛りはエビ、レンコン、牛、豚、玉ネギの5本ですがオイシックスではあえて玉ねぎをチーズ変えて販売している。
これは何故かというと、
串カツ田中さんの商品の担当者と打ち合わせする中で冷凍玉ねぎは繊維が非常に崩れやすいという話になって商品を差し替えることになった。
玉ねぎを冷凍すると繊維が崩れてせっかくのシャキシャキ感が損なわれてしまう。
そこで冷凍しても食感や味が変わらないチーズにメニューを差し替えたってワケ。
すると発売から半年で8,500セット、串カツ17万本分の大ヒットを達成したのです!
こちら人気もつ鍋店「もつ鍋やまや」のセットでは元々お店が通販で販売していたスープ、もつ、ちゃんぽん麺と薬味のセットに新たにキャベツ、ニラ、ゴボウを加えて販売。
オイシックスなら美味しい野菜を調達できるし、お客様にとってはわざわざ買いに行く手間が省けると大好評!
やまやコミュニケーションの西野真希子さん、
冷凍もつ鍋セットが約4,000セット販売。
宅配のノウハウを持ったオイシックスと美味しい料理が自慢の飲食店が手を組んだ新ビジネス。
これからのさらなる儲かり戦略を高島社長、教えてください!
「コロナ直後4月に始めた『おうちレストラン』の評判は?」
主婦が自分で作りたい、子供が大好きというのは作って、メインはレストランのものを食べてという新しい食生活が始まっていると感じてます。
「料理キット『キットオイシックス』きっかけは…野菜を余らしたくない?」
毎月お客様の元にインタビューに伺っていますが、多くの人が本当に野菜が美味しいし大好きだけど食べきれない、調理しきれない、調理する時間が十分に取れないのでなくなく捨てているという声があって、そういう方でも美味しい野菜を食べ切れるようなサービスを作ろうということで。
「売れない野菜はキットオイシックスのレシピに入れる?」
その通りで野菜は天候によって突然取り過ぎたりするので、そういう面でもキットオイシックスは役に立っています。
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