株式会社oh庭ya
[blogcard url="https://www.oh28ya.com/"]
愛知県名古屋市。
閑静な住宅街で不釣合いに現れたのは、なんともカラフルな軽トラ。
運転席から軽快に出てきたのは
名古屋支店の店長をやっている立石と申します。
「おにわや」ってチェーンの立石憲樹店長。なんだか若くて健康的。
しかし「おにわや」とは一体、何のチェーンなのか?
ヒントは乗ってきた軽トラにあります。
「Oh!庭ya!」
お庭屋です。簡単に言うと植木屋です。
株式会社oh庭yaは植木屋のチェーン店。
2004年に設立後、現在全国に40店舗と拡大中。
この株式会社oh庭yaのチェーン、これまでの植木屋さんのイメージを根底から覆すほどとってもユニークなのです。
職人
まず、
28歳です。
28歳です。
21歳です。
名古屋の別の現場では、
辻本京花と申します。
「おいくつですか?」
今年で21歳です。
植木屋さんと聞くと頑固なベテラン職人と勝手にイメージしがちですが、株式会社oh庭yaは平均年齢が32歳。
お仕事の仕組み
しかもただ若いだけでなく、チェーン店だけあってお仕事の仕組みも斬新です。
結構、新芽が伸びちゃっているので。
玉を小さく刈って頂きたい。
分かりました。
依頼主の注文を一通り聞き終わったら、その場で見積書の作成スタート。
見積書作成が株式会社oh庭yaの新しいところ。
見積もりやる業者もあると思うが、結構言い値というか、パッと見て「いくら」という料金の出し方が多い。
これまで植木屋さんを頼むと職人さんの人数と作業日数で金額が決まることが多かった。
でもこれだと「職人さんによって手間賃が違ってよく分かりません。」ってお客様の声が結構ありました。
そこで株式会社oh庭yaは作業ごとに値段を細かく設定しました。
ツゲの木の葉を丸くカットする場合、
玉造というカット方法。「ひと玉いくら」という感じで、一番上が1,000円、奥のが2,000円。
「あそこの…」
コレですか?コレは200円くらいです。
職人さんが現場で値段を決める見積バイブルなるものを拝見すると、作業する木の種類、高さ、枝ぶりの幅で値段が決まっているようです。
例えば、玄関前の大きめの松の木をカットして整える作業は9,000円。
お庭にあるちょっと小さめの松は6,000円で、ツゲの葉のカットは3,000円。
これは分かりやすいです。
草むしり
さらに人事本部長の赤嶺賢さんによると株式会社oh庭yaが引っ張りだこな理由がもう一つ。
草むしりだけだと、植木屋を呼んでも来てくれない。木一本だけだと呼んでも来てくれないと、お客様によく言われてたのが株式会社oh庭yaを始めたきっかけ。
昔の植木屋さんは木の手入れには来てくれますが、草むしりや芝刈りなどといった細々とした作業だと腕に覚えがあるだけになかなかいい顔をしてくれない事がありました。
そんな草むしりと芝刈りに、この日、額に汗しているのは21歳の辻本京花さん。
ササッと手際よく作業をして、30分ほどで雑草を取り除いていきますが、夏のお庭には当然ながら虫もいっぱい。
可愛いお顔をいっぱい蚊に刺されても「かゆい」なんて言わないで、
慣れましたね。
虫刺されのお薬差し入れしましょうか?
人材
それにしても気になるのが株式会社oh庭yaはこんなにも若いスタッフが多いのか?
業界自体が高齢化が進んでいて跡継ぎがいなくなって、次に頼む植木屋がいなくなってしまっている。
植木屋業界は慢性的な人材不足。
後継者がなかなか育っていなかったのです。
そこで株式会社oh庭yaはチェーン店の強みを生かし、あえて未経験の若者をどんどん採用。
しかし、ただ若い人だけではダメなのでは?
一人前になるプロセスを全て言語化して、100項目くらいあるんですけど、それを1つずつ習得するという仕組みを作った。
株式会社oh庭yaは人材育成のため植木職人の技術を細かくリサーチ。それを分厚いマニュアルにまとめ上げました。これを習得して現場で草むしりから経験を積んでいけば、おのずと手に職がついてくる。
その成果はツゲの葉はすっきり丸くカットされ、松の枝も選定でさっぱり軽くなり、庭の雑草が抜かれ、芝も短くなって、ばっちりです。
若い力で年間1万5,000件の依頼に対応。
[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/milion-okinawa"]
[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/oh28ya"]
[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/syunsaitei"]