古着店や飲食店など個性的な店が立ち並ぶ東京・下北沢。3年前から再開発を進めている小田急電鉄が生まれ変わった新しい「シモキタ」を報道陣に公開しました。
生まれ変わった下北沢!地元参加の"街づくり"
小田急電鉄
星野晃司社長

人と街がつながりを重視して回遊性のある、にぎわいのある、誰からも愛されるそういった街づくりをしよう。
5月28日に全面開業する下北線路街。
その名の通り、小田急線の線路を地下に移したことで生まれた新しい街です。
全長1.7キロに及ぶ細長いエリアに13の施設が並びます。
特徴的なのが遊歩道の脇に広がる広場。この広場の管理をするのが…
小田急線 まちづくり事業本部
下田智博さん

「シモキタ園藝部」に管理してもらうことで地元の人が愛着をもって植栽を管理できる。
大型商業施設を作る都市型開発ではなく、地元住民が街づくりに参加する支援型開発を取り入れました。
街の中には新たにギャラリー「SRRプロジェクトスペース」も。新進気鋭のアーティストを呼び込みシモキタカルチャーを発信します。
コーヒー専門店「ベルヴェル ブリュルリー トウキョウ」はパリが本拠地。日本初出店で下北沢を選んだワケは…
ベルヴェル ブリュルリー トウキョウ
佐藤成実社長

下北沢が新しい街としてにぎわっていくときに日本の人に知られていない店でこれから一緒に頑張っていく。
下北沢駅周辺の再開発が進んだことで小田急線下北沢駅の利用数は1年前から17%増加。
今後、外国人観光客の増加も期待しています。
小田急電鉄
星野晃司社長

小田急と京王と地元がワンチームになって下北の多様性という魅力を引き出し、後世に伝えていくことにも取り組んでいく。