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[WBS]「東京ドーム買収」賛成?反対?"物言う株主"が初言及![オアシス・マネジメント]

2020年12月3日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

賛成なのか、反対なのか。先週、三井不動産が東京ドームの買収を目指すと発表して以降、その動向に注目が集まっているのが東京ドームの大株主である海外ファンド「オアシス・マネジメント」です。

オアシスは東京ドームと経営をめぐって対立していて今回の買収発表については沈黙をしてきました。そのオアシスのトップが12月2日、WBSの単独取材に応じた。

オアシス・マネジメント

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先週発表された三井不動産と読売グループによる東京ドームの買収。

三井不動産は12月30日、ドームの経営改善案を柱に1株1,300円でTOB(株式公開買い付け)を開始しました。

現在、東京ドームの大株主である香港のファンド「オアシス・マネジメント」はドームの経営改革が進んでいないことを不服とし、社長を含む3人の役員の解任を求めて会社側と対立。今回のTOBについて態度を明らかにしていません。

物言う株主はどう動くのか。

12月2日、WBSの取材にオアシスのトップ、セス・フィッシャー最高投資責任者が答えました。

今回の経緯でメディアの取材に応じるのは初めてです。

「三井不動産によるTOBの受け止めは?」

今回の三井不動産によるTOBは歓迎すべきこと。

三井不動産と読売新聞は非常に良い組み合わせ。

この素晴らしいチームでより良い東京ドームを実現できる。

「東京ドーム側からTOBに関して説明は?」

話していない。

来週三井不動産・読売新聞とより詳細な議論をする。

フィッシャー氏は三井不動産の買収提案を歓迎しながらもTOBに参加するかどうかは来週、三井不動産と話をして決めるといいました。

その三井不動産の菰田正信社長は12月1日、WBSの単独取材で…

「大株主のオアシス・マネジメントとは話しているか?」

私たちは直接コンタクトしていないが当然東京ドームがコンタクトしているので。

オアシス・マネジメントにも当然、同じ話をしているだろう。

読売新聞・三井不動産・東京ドームというこのメンバー構成。

最強・最適・最良のパートナーであり、チームであると認識してこの買収を決断した。

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