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[WBS] 昨年より30%も割安!?年末お得な海外旅行先は?

2016年10月29日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

株式会社日本旅行

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今年も残り2ヶ月、年末年始の予定を街で聞いてみると

できれば海外に行きたい。

海外に生きたい。お金があれば行ってみます。

人気の高い海外旅行ですが、料金も高い。

しかし今年はあなたも年末年始を過ごせるかもしれません。

株式会社日本旅行に年末年始のトレンドを聞いてみました。

株式会社日本旅行の桑名美保さんによると

今年は去年に比べて日並びが悪い。安・近・短、短く旅行ができるところが非常に人気。

今年の年末年始は連休が取りにくい日並び。

香港・台湾・韓国など近くの海外が人気です。

しかし人気の理由はもうひとつありました。

台北

台北のツアー。

内容は去年と殆ど同じですが、価格が3割も安くなっていました。

今年は旅行代金が下がっている。ハワイ、オーストラリア、台湾、韓国、香港がおすすめ。

日本旅行オススメの今年、お得なのツアーがこちら。

2015年2016年前年比
台湾4日13.9万円96万円-30%
ソウル3日6.4万円4.9万円-24%
香港4日17.6万円15.5万円-12%
ハワイ6日50.9万円45.9万円-10%
ケアンズ5日36.3万円34.1万円-9%

近場の台湾、韓国、香港だけでなく人気の高いリゾート地、ハワイやケアンズも1割近く安くなっています。

もちろんこちらもツアー内容は去年とほぼ同じ。

安さの理由は?

円高と燃油サーチャージが一部航空会社でなくなったので安くなっています。

この年末年始のツアーを企画した6月、去年に比べ約20も円高が進んでいました。

また原油価格の下落も安さの理由。

多くの航空会社が4月から燃料サーチャージを廃止。

年末年始の全体のお客様は、ほぼ去年と同じくらい。日並びを考えると非常に状況としてはいい。やはり旅行代金が安くなっているので「じゃあ行こうか」というお客様がいる。

両替のタイミング

株式会社みずほ銀行のチーフマーケット・エコノミスト、唐鎌大輔さんは

現時点が円安のピークだと思うので外貨両替は年末近くの方がいい。

年末に向け円高が進むという唐鎌大輔さん。

その理由は?

アメリカ大統領選と利上げ

どちらが大統領になってもドル高を容認する姿勢ではない。一方、FRBは利上げしたい、しかし利上げするとドル高もついてくる。

12月の利上げを予想する市場参加者が増えていますが、唐鎌大輔さんはそう簡単ににはいかないといいます。

背景にあるのは政府の通貨政策とFRBの金融政策の間にあるドルをめぐる「ねじれ」です。

FRBは政治の力には勝てず、年内の利上げを見送るとの分析です。

たとえ利上げを行ったとしても市場参加者の多くはすでに折り込み済みのため為替が大きく動くことはないといいます。

欧州不安

12月はイタリアで国民投票がある。ギリシャで債権問題をめぐる混乱も予想される。

12月4日はイタリアで行われる憲法改正の是非を問う国民投票。

否決された場合、レンツィ首相が辞任を表明しています。

つまりこれは現政権の新任を問う投票ともいえ、負ければ野党が台頭します。

野党は脱EUを主張しているところから、しばらく落ち着いていたEU離脱の動きがヨーロッパ全土で加速し不安定化を増す可能性があります。

何が起きるかわからないときは、円を買っておくということが起きやすい。ユーロ円に関しても円高相場が続く。

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