今や当たり前となったリモート会議。
移動中にリモート会議に参加していて、途中で通信が切れて困ってしまったという経験はありませんか。
こうした課題を解決できるかもしれない開発中のサービスを体験してきました。
日産自動車株式会社
[blogcard url="http://www.nissan.co.jp/"]
日産本社にやって来ました。今回、新たな取り組みを始めるということです。
日産が進める新たな取り組み。このミニバンの車体には移動会議室の文字が。
日産自動車のビジネスパートナーシップ開発本部の高橋雅典さん、
この中で会議室のように会議できるしつらえを準備している。
まさに移動会議室。
移動時間を有効に使って会議に参加したいという声が多いことに着目して始めました。
車内でリモート会議に参加する際に様々な快適さを感じることができるといいます。
深く腰掛けると非常に座り心地いいですね。足を真っすぐ伸ばしてもまだゆとりがあります。
さらに前方には32インチのモニターを設置。
自分のパソコンを持ち込む必要はありますが、ケーブルで繋ぐことで会議の画面を大きく映し出すことが可能です。
パソコンの画面よりもかなり大きく、鮮明で見やすいです。
さらに、
回線が途切れたりすることもないです。スムーズです。
ソフトバンクが提供している全国をカバーしている通信網を使っているのでほとんどのエリアで切れない。
今回の取り組みには日産を含めて5社が協力。それぞれの企業の強みを生かしてサービスの快適性を高めているのです。
情報漏えいやウイルスの飛沫などを防ぐためドライバーと後部座席は完全に遮断されています。
そのためドライバーとのコミュニケーションに使うのは大日本印刷が提供するこのシステム。
ドライバーの方にこのタブレットを使って到着時間を聞いてみます。
あと20分です。
9月末までに実証実験を行い、その結果をもとに商業化につなげていきたい考えです。
人が移動することで生活が豊かになる。移動は悪いものではない。
移動の価値を変えることを移動会議室から始められたら面白い。