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[WBS] 日経MJ 2020年ヒット商品番付![株式会社日本経済新聞社]

2020年12月2日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

今年はコロナ禍で生活や消費のスタイルが様変わりしましたが、その中でもニーズを的確に捉えヒットしたモノやサービスが次々と生まれました。

恒例の「日経MJヒット商品番付」です。

日経MJヒット商品番付

[blogcard url="https://www.nikkei4946.com/syoukai/mj/"]

 西
鬼滅の刃横綱オンラインツール
おうち料理大関フードデリバリー
あつまれ どうぶつの森関脇アウトドア
有料ライブ配信小結プレイステーション5
エコバッグ前頭D2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー)
スキンケア宅トレ
サントリー「伊右衛門」ユニクロ「エアリズムマスク」
郊外店移動スーパー
部屋着GoToキャンペーン
自転車iPhone12
MIYASHITA PARKスマート店舗
骨伝導イヤホン・ヘッドホン加湿器
NiziU半沢直樹
資生堂「ウーノ」男性用コスメマッハ泡バブルーン
キャップ革命ボトルマンしゅくだいやる気ペン
香水(瑛人)YOASOBI
唐揚げ専門店バナナジュース
SABACHi量産型メーク・ファッション

[前頭]マッハ泡バブルーン

西の前頭に入ったのは「マッハ泡バブルーン」。

洗面台の穴から泡を噴射させると排水管だけでなく、洗面台の上の穴まで汚れを押し流します。

この夏、コロナ禍でも楽しく掃除したいというニーズからシリーズ全体で去年の6倍以上売れました。

[前頭]しゅくだいやる気ペン

こちらも前頭。コクヨの「しゅくだいやる気ペン」。

一昨年、トレたまで紹介した商品で勉強した量に応じて本体にやる気パワーが溜まります。

それをスマホのキャラクターに注ぐと「やる木」が育つといった仕掛けが。

学校が休校だった3月、販売は前の月の1.5倍になりました。

日経MKの鈴木哲也編集長、

コロナでも暮らしと心を充実させるデジタル技術を大いに活用。

それで消費者の心に刺さった物が人気。

[前頭]キャップ革命ボトルマン

家の中で楽しむヒット商品としてヒットしたのは「キャップ革命ボトルマン」。

お腹にペットボトルのキャップをセットし、発射して飛ばす玩具です。

かつて流行したビー玉を飛ばす玩具「ビーダマン」で遊んだ世代を中心に話題となり、親となったビーダマン世代が子供と一緒に遊ぶ光景も。

[前頭]からあげ専門店

新型コロナの影響で打撃を受けたのが飲食業界。

そんな中でも好調だったのが「からあげ専門店」。

大手なども参入し、店舗数は8年間で5倍以上に増えました。

[前頭]バナナジュース

いま若者の間でブームになりつつあるのが西の前頭「バナナジュース」。

突然、店内で始まったパフォーマンス。踊っている店舗スタッフ、実はコロナ禍でパフォーマンスの場所を失ったプロダンサー達です。今はこちらで踊っています。

以前はタピオカを片手に歩くのが定番でしたが、それが今年はバナナジュースに。

都内各地で出店が相次いでいます。

バナナの方が健康的。美容にもいいのかな。

[小結]プレイステーション5

いよいよ上位です。西の小結は「プレイステーション5」。

事前予約の抽選倍率が100倍を超えた店も。

発売に合わせ東京・神田明神ではライトアップのイベントが行われました。

[小結]有料ライブ配信

東の小結は「有料ライブ配信」。

Official髭男dismのライブはおよそ12万人が楽しみました。

感染拡大当初はさまざまな公演の配信が無料で行われましたが有料のライブ配信が定着しました。

[関脇][大関]

関脇には任天堂「あつまれ どうぶつの森」とキャンプや釣りなど「アウトドア」。

大関には「おうち料理」と「フードデリバリー」。

[横綱]オンラインツール

そして西の横綱に入ったのはビデオ会議などの「オンラインツール」。

zoomの売上高は去年の4倍以上に。

[横綱]鬼滅の刃

東の横綱は「鬼滅の刃」。

劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」は興行収入が275億円を超え「千と千尋の神隠し」に次ぐ歴代2位。

コラボ商品は続々登場し、異例の売り上げ。

さらにストーリーに登場する風景に似ている場所が「聖地」と呼ばれ観光客が訪れるように。

福島県会津若松市の旅館「大川荘」は…

ロビーが原作漫画に登場する敵の本拠地「無限城」に似ていると話題に。

感染拡大により4月から6月まで休館していましたが今は来年1月までほぼ予約が埋まっています。

大川荘の玉川福男総支配人、

一部のお客様はコスプレ、マスクが鬼滅カラー、

効果がこんなにあると想定していなかった。

ただただ感謝しかない。

消費が大きく変わった1年でしたが来年は?

リアルとデジタルを組み合わせてヒットを生むことが大事になる。

十分に活動できなかった企業は多い。満を持して来年投入してくる。

来年は「勝負の年」。

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