今年もあと2ヶ月となりましたが、日経トレンディは来年のヒット予測を発表しました。

東京オリンピック・パラリンピックなどビッグイベントがある来年、人びとの消費を大きく変えそうな上位10位には何が入ったのでしょうか?

日経TRENDY
日経トレンディの佐藤央明編集長、
今年も今年を統括し来年を占う季節がやってきた。

NIKKEIが予測する2020年のヒット商品。

そのベスト10に入った来年ブレイク確実なものとは?

人気コンテツ
2位 | 嵐ロス |
3位 | SUPER NINTENDO WORLD |
5位 | SHIBUYA SKY |
10位 | アナと雪の女王2 |
まずランクインしたのは大人気コンテツにまつわる施設やイベント。
アナと雪の女王2
10位はアナ雪旋風を巻き起こしたミュージカルアニメ映画の続編。
SUPER NINTENDO WORLD
3位は大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに来年オープンする新施設です。
ゲームのように走り、飛ぶ楽しみをUSJが海外に先駆けて日本で実現します。
若者初
6位 | まふまふ |
8位 | ASMR |

続いてはちょっと聞き慣れない言葉。その発信源は若者たち。
ASMR
8位に入った「ASMR」とは…

動画を見てみるとひたすらアメを食べ続けています。

おいしそうに聞こえるから結構聞く。

私めちゃめちゃ聞く。おいしそうに食べるから。

ASMRは音などから感じる心地よさのこと。

この音を意識して食べる時の音や、電卓を叩く音など日常生活の様々な音を使った動画が投稿されています。
料理音、包丁の音とかを聞いていたら寝られる。

この流れ、フォトジェニックならぬ音ジェニックです。

ASMRをビジネスに転用する動きが来年くるとみている。

ASMRのアプリがヒットしていて聞きながら寝る、リラックスするという動きが既にアメリカで始まっている。日本でもくるのでは。

まふまふ
そして6位に入ったのが「まふまふ」と名乗る人物。

まふくんじゃん!

めっちゃ人気!好きな人ばかり。

実はまふまふとはネットを中心に活動してきたアーティスト。
その人気は既にネットにとどまらず単独ライブで3万5,000人を集めるなど若者を中心に絶大な支持を集めています。

スマホ
4位 | 日本総キャッシュレス |
9位 | ココヘリプレミアム&ライフビーコン |

続いて4位と9位はスマートフォンを活用した2つのサービス。
ココヘリプレミアム&ライフビーコン
ココヘリプレミアムは山で遭難した際に自分の居場所を伝えられるサービス。

このノウハウを街中でのモノ探しに生かしたのがライフビーコンです。

キーホルダー型の発信機からは半径200メートルまで届く電波が出ていて、スマートフォンのアプリで簡単にい見つけ出せるといいます。

試してみると…
オーセンティックジャパンの久我一総社町。、
今30~40ぐらいの電波レベル。

中に入っていくと50ぐらいまで増えている。中であっている。

室内を探すことおよそ2分。
この辺りじゃないかと思われる。行きますよ。

80~90、この辺りでしょう。

発信機は大切なものに付けるだけではなく、子どもに持たせるといった使い方も可能です。

どこでも東京五輪
1位 | どこでも東京五輪 |

どこでも東京五輪
栄えある1位はやはり一大イベントの東京オリンピック。
しかし、「どこでも」とは一体どいういうことなのか?
チケットに当選している人がどれだけいるかというと本当にわずか。

残りの人は中継で見ることになるパブリックビューイングが欠かせない。

今やスポーツの観戦方法として定番化しつつあるパブリックビューイング。

いま開幕中のラグビーワールドカップでは全国16会場に開設されたファンゾーンに100万人以上が訪れたといいます。

東京オリンピックでは東京都や組織委員会が共同主催するパブリックビューイング会場がラグビーワールドカップのおよそ2倍の30ヶ所と発表されています。

さらにNTTが開発した眼の前で競技が行われているかのような立体映像を再現する最新技術などもパプリックビューイングをより盛り上げる要素になりそうです。

感動を共有したいというトレンドがこの数年続いていて、その流れが来年大きなクライマックスを迎えると予想している。

レオンポケット
また熱気が高まるオリンピック観戦で一役買いそうなのが7位にランクインしたこちら。
7位 | レオンポケット |

ソニーのレオンプロジェクト、伊藤健二統括課長、
「レオンポケット」はスマホで温度をコントロールできるウエアラブルデバイス。

電圧をかけると熱が移動し冷却や発熱をする仕組みのデバイスを専用のインナーシャツの首元にあるポケットに入れるだけ。

温度はスマホで調節。5段階の強弱が設定可能です。

星佑紀記者、
スイッチ入れます。首元がひんやりしてきました。結構皮膚がキンキンに冷えている感じがします。

ソニーの実験では室温30度の環境で5分間使用した際、体の表面温度が13度下がったといいます。

企画当初はビジネスマン向けだったがクラウドファンディングの中でネイチャー(アウトドア)やスポーツ観戦で使いたいというコメントが多かった。

スポーツイベントやスタジアムなどで使ってもらえるとうれしい。

スマホで温冷を切り替えられるものは今までなかったし、物理的に冷えるものは爆発的なニーズがある。

ベンチャーも大手も関係なく良いものを作ると消費を刺激する。
