長引くコロナ禍で地方経済も大きな打撃を受ける中、独自の技術やアイデアで成長を続ける企業もあります。TXNの系列局と日本経済新聞社が共同で地方経済の魅力を発掘するローカルビジネスサテライトという動画プロジェクトからいま日経電子版のアクセス数ベスト5をお届けします。
岡山発「木であって木ではない」!コンクリートに代わる新素材
5位は岡山から。木であって木でないある新素材です。
林業の町、岡山県真庭市に銘建工業。
そこには1.2トンの軽トラックを持ち上げてもびくともしない木の板が。
実はこれCLT(Cross Laminated Timber)と呼ばれる縦板と横板をクロスして貼り合わせた木材です。
銘建工業の中島浩一郎社長。
RC構造(鉄筋コンクリート)と強度的にはあまり変わらなくて軽い。
そのCLTで造られたのがこちらの塔「CLTパビリオン 風の葉」。
プロデュースした建築家の隈研吾氏はCLTの可能性について…
今まで木が使えなかった中規模、大規模な建築も木造で作れるようになった。