[がっちりマンデー] 儲かる元素!(3)

儲かる元素

日本ガイシ株式会社

儲かる元素。

続いては元素番号4「Be(ベリリウム)」って?

元素番号4「Be(ベリリウム)」

水素、ヘリウム、リチウムに続く4番目の元素の割には全然知られていない。

でも、実は結構な儲かり元素だ。ということでベリリウムを取り扱い国内トップの日本ガイシという会社へ。

「ベリリウムでがっちりだと聞いたんですが?」

日本ガイシの金属事業部長、加藤明さん、

まあまあ!

あら、なんだか儲かってそう!

で、ベリリウムってどんなものなんですか?

これがベリリウムです。

「金属?」

金属です。

ベリリウムの塊。驚きなのがそのお値段。

大体1kg70~80万円!

これ、鉄のおよそ3万倍!

こんなお高い元素で何を作っているのか?

ここが銅にベリリウムを入れた製品を製造する工場です。

ベリリウム銅と言って強度が鉄並みに高くて、銅が持っている導電性や熱伝導がある。

「鉄は導電性ない?」

スゴく低い。

銅は導電性が高いけど強度が低い。

両方を兼ね備えているのが銅にベリリウムを入れたベリリウム銅。

ベリリウム銅

ベリリウムの最大の特徴は鉄と銅の良いとこ取り。

鉄のように強く、銅のようにしなやかで錆びにくい。

このベリリウム銅が欠かせないのが、世界中をつなぐ光ファイバーの海底ケーブル。

「このケースにベリリウム銅が必要?」

太平洋の底8,000mのものスゴい水圧がかかる中で、なおかつ海水なので海水に強い耐食性がないといけない。

ベリリウム銅が使われている。

海底8,000mの水圧にも耐えられる強さと、海水でも錆びにくいものということでベリリウム銅じゃなきゃダメなんだそうだ。

山一電機株式会社

そしてもう一社、ベリリウムでがっちりなのが・・・

千葉県佐倉市にある山一電機。

「ベリリウム銅で何を作ってるんですか?」

山一電機の松岡則行さん、

ソケットを作っています。

「これ何ですか?」

半導体を検査するためのもの。

どこにベリリウム銅が使われているかというとこの部分。

半導体を四方からガチっと止めているこれ全部がベリリウム銅。

半導体を止めるときのしなやかなバネ性と高温の中でも耐えられる強さ、そしてしっかり電気が流れる、その全ての性質を兼ね備えているのがベリリウム銅。

そんな山一電機のソケットの売上げは年間260億円以上。

ベリリウムでがっちり!