資金調達 日米格差「40倍」!日本 スタートアップどう育成?
国内でのスタートアップの資金調達額は去年7,800億円を突破し、前年より46%伸びています。しかしアメリカはおよそ39兆円で日本のおよそ40倍。桁違いの規模で投資が行われています。
この規模の違いに経団連は危機感を抱いています。
経団連の南場智子副会長。
次から次へとイノベーションが沸き起こるような土壌を作るということをやらないと競争力は挽回できない。
そこで経団連が掲げた目標は5年でスタートアップ企業を10倍に。
評価額10億ドル以上で未上場のスタートアップ、ユニコーン企業を増やして世界に打って出ようというのです。
現在、アメリカのユニコーン企業は539社。日本はわずか6社となっています。
「スタートアップが国力に寄与するポイントは?」
生産性もベンチャーキャピタルに支えられた企業の方が高いし、イノベーションの波及効果も格段に高い。
やってみようと思えば誰でも起業できる。
面白い普通の選択肢の一つだなという社会にしなければいけないと思う。
例えば起業家やエンジニアをアジアから誘致するとか、あるいはキャピタリストや機関投資家、海外のカネや人材、グローバル企業のアジア展開拠点を日本にしっかり置いてもらう。
そこに日本の企業かも混ぜていくと目線も自然と世界に開かれていく。