需要増 ホテルの長期滞在！新たな事業の柱になるか？
こうしたサービスの広がりは帝国ホテルでも。
去年3月から長期滞在型のプランを提供している帝国ホテルは今月さらに事業を拡大。
長期滞在プランの対象は本館に併設するタワー館内の客室165部屋でしたが、タワーの349部屋全てで長期滞在できるようにしました。
帝国ホテル サービスアパートメント課の宮崎真理課長。
朝からずっと電話が鳴りやまず、その日のうちに全ての予約が埋まる大変好調な状況だった。
長期滞在により安定的に収益を確保できるのでサービスアパートメントの部屋をさらに増やす決断に至った。
長期滞在用の客室の稼働率は事業開始以来およそ8～9割と高い水準で推移。中には想定外の利用客も…
ビジネス需要が中心になると考えていたが、コロナで海外旅行に行けないので代わりにゆっくりしに来たというお客様も多い。
横浜市に住む歯科医師の小池匠さん。毎月の海外旅行が趣味でしたが行けない代わりに去年4月と12月の2ヵ月間、帝国ホテルの長期滞在プランを利用したといいます。
掃除はしなくていいし、室内温度も常に一定に保たれている。
プールも使えて、ジムも使える。
食事は1ヵ月6万円のオプションで量は好きなだけ頼める。
また暮らすように都心部のホテルを使うことでこんな楽しみも。
銀座は7丁目のところに夜鳴きそばが来る。
夜中の2時にならないと来ないので泊まらないとなかなか行けない。
需要が高まるホテルでの長期滞在。今後、事業の柱になるのでしょうか。
国内にもそうした市場があることが改めて分かったので今後非常に拡大していくのではないか。
