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[がっちりマンデー] リクルート出身社長の儲かりのヒミツ!(2)

2018年3月18日

リクルート出身社長の儲かりのヒミツ!

株式会社村上農園

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元リク社長を訪ねてやって来たのは静岡県焼津市。

工場?

「失礼します。」

のっそり立ち上がったのは村上清貴さん(57歳)。1983年にリクルートに入社、10年働いた後に、この会社に働いた後に現在は社長さん。

「何をしている会社なんですか?」

ブロッコリースーパースプラウトという野菜を生産している会社。株式会社村上農園といいます。

村上農園は自社工場で野菜を作っている会社。

その稼ぎ頭がブロッコリースーパースプラウトという野菜の芽らしい。

昨年の売上は驚くなかれ86億円

ブロッコリースーパースプラウト

儲かりのヒミツは独自の栽培方法も。

透明な角ばったドラム缶のような機械がずらりと…

実はこれがブロッコリースーパースプラウトの栽培装置。

全部で200台も、中には膨大な量の種がぎっしり詰まっています。

定期的に自動で水が出る仕組みになっていて全ての種に均等に水と光が届くようにゆっくりと回転。

すると発芽からたった3日で出荷できるまでに成長するといいます。

コントロールルームでは常に温度や水分を管理し、作業工程も全30台のカメラで24時間休まずチェック。

徹底した自動化システムで効率よく大量に作ることができる最先端の野菜工場なのです。

きっかけ

ところで村上社長、なんでリクルートを辞めて野菜作りを?

叔父の会社がこの村上農園だったんです。

叔父さんがやっていた農園の跡を継ぐために転職。

杜氏はカイワレ大根を専門に作っていました。

ところが、大阪の堺市で病原性大腸菌O-157による集団食中毒が発生。その原因かと疑われたのがカイワレ大根でした。

結果、カイワレ大根の無実が判明したものの大赤字に…

このままじゃ潰れてしまう。

そこでリクルートの教えを思い出した村上社長。

創業者利潤を追求する必ずNo.1になる。

創業者利潤の追求、つまり誰もやっていないことで1番になるのがビジネスで成功する近道ってことです。

そこで村上さんは考えました。

カイワレ大根は大根の芽、だったら他のいろんな野菜の芽を調べて商品化できそうなものをみつけてやる!

一念発起、世界中から手当たり次第、種を集めてひたすら発芽させて調べました。

そして苦節3年のある日、アメリカの大学からニュースが!ブロッコリーの芽にスルフォラファンという解毒・抗酸化作用がある成分が見つかったと。

村上さん、喜び勇んで育ててみるとたしかに栄養が豊富!

しかも成長が早く発芽からたった1週間で収穫ができます。

良いこと尽くめのブロッコリーの芽をたくさん作って売り出すと、世の中の健康志向と相まって大ヒット!

こいつは「いける!」と踏んだ村上社長、栽培の仕方を変えれば栄養価が3倍に増えることを発見!

これをブロッコリースーパースプラウトと名付けて売り出した、するとこれが特大ホームラン!

昨年は800トンを出荷して日本でのシェアNo.1に!

今、さらなるNo.1野菜を探し求めているという村上さん。

つい最近開発をしたのがオイスターリーフという牡蠣の味と香りがする葉っぱなんです。

さすがにそれはないのでは…

試食した番組ディレクター、

「牡蠣の感じがしますね本当に。」

元々、カイワレ大根だけだった村上農園はどんどんNo.1野菜を作り続け、今ではその数35種類に。

これはますます、

村上農園はがっちり!

デリシャス!ワンダフル!

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