だいぶ気温が下がってきましたが、「ちょっと風邪気味だな」「のどが痛いな」なんて思ったときに手軽に買うことができるのがのど飴です。

近くのお店で買えるだけでもこんなにたくさん色んな種類が出ています。
これをシェアで見てみると1位がカンロ。

そして2位がすっきりとした龍角散。

そして3位がノーベル製菓となっています。

ただ、今こうしたところだけでなくて新たな企業からも高機能を謳うのど飴が続々と開発されています。

ムンディファーマ株式会社
[blogcard url="http://mundipharma.co.jp/"]
イソジンの製造販売を手掛けるムンディファーマ。
10月11日、新CMの発表会を行いました。

木村昭介社長、
茶色い「うがいのイソジン」が皆さんのイメージだと思うが「総合感染対策のイソジン」でブランドを進化させようと。

打ち出すのは発売されたばかりのイソジンののど飴。

お馴染みのイソジンカラーではありません。
あめだったら「いつでもどこでも」イソジンでのどのケアができる。

市場にはない配合で亜鉛とヘスペリジン、両方とものどにいい成分。

うがい薬の市場が縮小する中、より幅広い世代にイソジンを広めようと目をつけたのがのど飴だったのです。

「イソジンだからのど」、説明が要らない。

ご愛用いただけるのではないか。

株式会社浅田飴
[blogcard url="https://www.asadaame.co.jp/"]
さらにあののど飴の老舗はコンビニ限定商品を投入。

缶ではなくパウチに入った浅田飴です。

若者を取り込むため価格を抑えました。
ファミリーマートのヘルスケアグループ、伏見友希さん、
より医薬品っぽい効果を感じられそうなのが好調。

ファミリーマートでは高機能をうたうのど飴の売れ行きが特に伸びているといいます。

実はここ4年、あめ市場全体は縮小していますがのど飴だけは伸び続けています。

養命酒製造株式会社
[blogcard url="https://www.yomeishu.co.jp/"]
好調なのど飴市場にこんな企業も。
鈴木和重さん、
今年に入って各社が健康を意識したのどあめを多く出している背景がある。

薬用酒大手の養命酒が10月、養命酒で培ったノウハウを生かしたのど飴を発売しました。


養命酒で使われている14種類の生薬の中からクロモジという木に着目。

クロモジの幹と枝からはたんを除きせきを鎮める精油の成分が取れるといいます。

クロモジが自生している場所に案内してもらいました。

片桐雅博さん、
こちらがクロモジの木になります。

乾くと生薬の「ウショウ」というものになって薬用の効果としては鎮静作用やせきを鎮める鎮咳作用などがある。

クロモジは九州から東北にかけて多く自生していて7~10年ほどで養命酒やのど飴の原料となります。

この木から搾り取った精油を使っています。
「香りはある?」
折ってみるといい匂いがする。さわやかな。

柏木大治記者、
森の爽やかな香りというか涼し気な。

芳香剤に使われたり、石けんに使われたりしている。

養命酒はこれまでターゲットだった60代以上の高齢者だけでなく、のど飴の発売で若い人にもブランドを認知してもらう考えです。

初年度には48万袋の出荷を見込んでいます。
