スポンサーリンク

[がっちりマンデー] 過疎の町の救世主!?儲かる村立・町立ビジネス(2)

過疎の町の救世主!?儲かる村立・町立ビジネス

茂木町

茨城県都の県境に位置する栃木県茂木町。約1万3,000人が暮らすのどかな町です。

おはようございます!

元気いっぱいにお出向頂いたのは茂木町農林課の永嶋靖史さん。

「儲かる町の施設ってこの山?」

こちらの山で一大プロジェクトが行われています。

山の中で行われている一大プロジェクトとは

一大プロジェクト

山道をテクテク10分。すると、

こちらが町の一大プロジェクトになります。

何やら山の斜面に年配のおじさまたちが、

「おじいちゃんですか?」

はい、そうです!

上の方でもガサゴソ、こっちでも落ち葉を熊手でかき集めています。結構なお年の方たちが。

そして落ち葉を大きな袋に詰めて斜面から落としていきます。ゲートボールに代わる新しいスポーツか何かですか?

町が買い取ってくれる。

「買い取ってくれる? 落ち葉を?」

茂木町の一大プロジェクトとは山の落ち葉の買い取り。買取価格は20kg入る専用の袋が1つ400円

この日は8人で約100袋の落ち葉を回収したのでトータルで4万円。1人あたり5,000円が町からもらえます。

「落ち葉代は何に使う?」

孫の小遣いとか。

小遣い稼ぎついでに体も動かせるっってことで皆さんこぞって参加しているとか。

有機物リサイクルセンター美土里館

しかし茂木町は落ち葉を買い取ってどうするのか?

永嶋靖史さん、山のお掃除代ってこと?

茂木町にとっては宝の山です!この落ち葉を町立の美土里館たい肥化しています。

茂木町の儲かる町立施設は平成15年に建てられた有機物リサイクルセンター美土里館。

町のおじさまたちが集めた落ち葉をこの施設で回収。生ゴミや牛糞などと混ぜ合わせたい肥を製造しています。

出来上がった「美土里たい肥」は10kg入り1袋で500円。

美土里たい肥

「売れているんですか?」

売れてまして、作ると全部完売しています

この「美土里たい肥」、実は栃木県の農家さんに大人気!

道の駅では山積みで売られています。

この日はニラ農家さんがトラックで乗り付けゴソッと500kgもまとめ買い。

やっぱりたい肥を使わないと良いものができない。良いたい肥を使うとお客様の評判も違う。

農家さん曰く栃木で野菜を育てるには栃木の山の落ち葉で作ったたい肥を使うのが一番なんだとか。

たい肥を入れることで野菜に甘みも出る。

落ち葉に含まれる菌が栃木の環境に合っているので野菜がグーンと美味しくなります。

そして「美土里たい肥」を使って育てた野菜を道の駅などで分かりやすく「美土里シール」を貼って販売。でこれがまた人気に!

このシール付いているのって美味しい?

甘みがあって美味しいです。

なんか新鮮で甘さを感じるっていうか。

「美土里たい肥」がブランドになるって考えてもいませんでした。

気になる「美土里たい肥」の売り上げは?

約1,200万円売れています。

年間売上1,200万円って結構な金額ですが、失礼ながら町をあげての一大プロジェクトって割にはちょっと控えめではありません?

儲かるだけでなく、大きな経費の削減にもつながっています。

経費削減

「美土里たい肥」でも儲けるだけでなく、ある経費をグッと節約する効果が大きいのです。

平成11年に牛糞を勝手に畑に撒くことができない法律ができました。

もともと酪農家が多かった茂木町。牛糞の処理を義務付ける法律改正で酪農家の負担が増加。トータル数千万円かかることもあり頭を抱える羽目に。

そこで茂木町は牛糞に落ち葉、生ゴミなどを加えてたい肥にする町立の美土里館を造りました。

色々な事にかかる経費が8,000万円分削減できました。

たい肥づくりのコストは約5,000万、でも今まで約8,000万円かけていた牛糞や生ゴミの処理費用がなくなるので差し引き約3,000万円のコストダウン。

これにたい肥の売り上げを加えると約4,200万円のプラスって考えになります。

これなら儲かる一大プロジェクトもうなずけます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました