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[WBS]消費者の目も厳しく!住宅ローン比較競争が激化[株式会社MFS]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

住宅ローンに関するニュースです。物価の高騰などを受けて複数の住宅ローンを比較する消費者がいま増えています。その比較ニーズに応えようと住宅ローンを仲介する業者では新たな動きも起きていました。

物価高騰で新規契約に変化
住宅ローン選び 厳しく!?

会社員の上村さん、埼玉県に新築一戸建てを購入するため住宅ローンの契約を計画しています。

しかし…

会社員
上村充弘さん

不動産会社の提携の変動金利が0.7%だった。
ちょっと高いという印象を受けた。

以前にも物件の購入経験がある上村さん、前回は不動産会社が勧める金融機関で契約しましたが、今回は他の金融機関の審査も受けることに。

会社員
上村充弘さん

物価も上昇してるし、ちょっとでも金利が安くて、月々の支払いを減らせるような形で借りられるといい。

複数の住宅ローンを比較する動きは広まっています。

その背景にあるのは住宅ローン金利の変化です。

今年に入り固定金利は長期金利の動きに連動して上昇しています。そのため短期金利と連動している変動金利の人気が高まり、金融機関は顧客を獲得しようと引き下げ競争が起きているのです。

不動産ローンの比較サイト「モゲチェック」を運営するMFS。住宅ローンの新規契約を比較する11月の利用者は1年前に比べ3倍。

担当者は…

MFS
塩澤崇取締役

最近の特徴としては地方に住んでいる方もちゃんと比較したいと。
住宅ローンの供給数が多いことを踏まえるとまだまだ金利競争は続く可能性はある。

そうした中。MFSは12月5日にセミナーを開きました。集まったのは不動産会社などに対し住宅ローンを仲介する業者です。

モゲチェックの利用を提案します。

参加者は…

ブロードマインド
志村織帆さん

お客様自身もシビアに比較検討するようになってるというのはすごく感じる。
お客様のニーズを幅広く応えるためMFSのサービスで取り扱いのできる金融機関をもう少し広げたい。

MFSは今後、金融機関との連携を深め、売れ筋の住宅ローンなどの情報を提供します。

MFS
塩澤崇取締役

情報収集するという目的で比較サービスと付き合いを始める銀行が増えている。
ネット集客を強化したい金融機関とは親密に連携したい。

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