ビジネス関連 ワールドビジネスサテライト

[WBS] 東京の中心で過去最大規模!新ヒルズの全容は?

2019年8月22日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

2003年に開業した六本木ヒルズ、そして2014年に開業した虎ノ門ヒルズなどを作った森ビルは東京の真ん中で過去最大規模の再開発を行います。完成は4年後ということですが、8月22日にその全容が明らかになりました。

森ビル株式会社

[blogcard url="https://www.mori.co.jp/"]

六本木、虎ノ門、そして東京タワーなどに囲まれた東京の一等地、港区麻布台。

桜田通りです。すぐ先に神谷町の駅があります。そしてこのエリアに新しいヒルズが建ちます。

大江キャスターは早速、建設現場に向かいます。

桜田通りから3分ほど歩くと開けた場所に着きました。

歩いてみると分かりますが本当にこの再開発エリアは広大です。広い。

広がっていたのは8.1ヘクタールの広大な土地。

サッカーコート11面分の広さです。

「都内でこれだけまとまった都市開発は?」

森ビルの計画推進部、大森みどり部長、

なかなかないと思います。

30年かけてこれだけの土地を取得した。

この広大な土地に森ビルが建設しようしとしているのが、こちらの3つの棟です。

メインのビルの高さは東京タワーとほぼ同じ330メートルに。完成時には日本一の高さとなります。

低いビルのは住宅やホテルが入り、メインビルの大部分はオフィスとなりますが、高層フロアには住宅も入ります。

ビルの足元には商業施設や飲食店、インターナショナルスクール、そして広場などを整備。

その地下を東京メトロの日比谷線・神谷町駅から南北線・六本木一丁目駅まで続く地下道を作るなど地域全体を立体的に開発します。

凹凸が激しいこの土地ですが大規模に埋め立てます。

私たちの頭上が広場になる。

メインタワーが立つ高台の部分に案内してもらいました。

こうした見るとかなりの凹地ですし、あとやっぱり広いですね。

慎吾社長

令和時代に誕生する新たなヒルズ。

森ビルのトップを訪ねました。

森ビルの辻慎吾社長、

これが六本木ヒルズ。

こちらが虎ノ門ヒルズ。

ちょうど間の要。つなぐ位置に今回のプロジェクトがある。

美術館なども入る六本木ヒルズは「文化」。

オフィス街にある虎ノ門ヒルズは「働く」がテーマ。

その中心にできるこの新ヒルズ。

「新しい街づくりの中で重要になるのは?」

ウェルネス(健康)・グリーン・環境がテーマになる。

そこに焦点を当てて都市づくりを考えている。

新たなヒルズは高さも六本木ヒルズより100メートルほど高いのですが、木や草など緑の割合も六本木ヒルズに比べ10%ほど増やす予定です。

「ここまで高い建物を建てる必要がある?」

空に伸ばすことで事業的に床を積んでいかなければいけない。

これだけ緑地を取るために建物を上に積むしかない。

緑の面積を確保するためビルの高さを積み上げ、採算を保っているのです。

この新ヒルズ、ターゲットは外資系企業やそこに勤める外国人などになりそうです。

「インターナショナルスクールを作るのも重要?」

世界の都市間競争の中で東京がどう勝負していくか考えたとき、海外からヒト・モノ・カネが入ってこないと地盤沈下していくだけ。

気になるのはメインタワー高層階の家賃。六本木ヒルズには300万円を超えるものもありますが…

「家賃はどれくらいになる?」

家賃はまだ決めていない。需要と供給のマーケットによる。

ただ六本木ヒルズの住宅、虎ノ門ヒルズの住宅もやっているので、同じくらいになるか、それより上になるかもしれない。

-ビジネス関連, ワールドビジネスサテライト
-,