株式会社マネーフォワード
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東京都武蔵野市の聖徳学園中学校・高等学校。
教室に高校2年生の生徒たちが集まってきました。
授業をするのは教師ではなくある企業の取締役です。
家計簿アプリを手掛ける株式会社マネーフォワードの瀧俊雄取締役です。
2日間の授業では実際にアプリを使って家計簿をつけたり、投資の考え方などを教えます。
瀧俊雄取締役は、
選挙権が18歳になる時代の変わり目を迎える中、成人年齢自体を引き下げようという話もある。お金については学習指導要領でも時間が割けていないのが実情。自分がどうするべきかということを考えてもらえるのが18歳かなと。
お金
授業の冒頭、瀧俊雄取締役はからある質問が、
お金って何だろう?
生徒たちが4人1組になって話し合います。
モノとモノの交換手段です。
お金があれば愛以外は全部買えると思います。
「愛は買えないんですか?」
愛はお金じゃないと思います。
そこで瀧俊雄取締役が取り出したのは、お札です。
お金は交換価値やなにか買うときに使えるが、「はい」と渡されると、たぶんそれ以上のフィーリングがある。格段に感情が揺さぶられるものでもある。これは僕でも一緒。世の中結構、同じようなことで悩んでいます。
投資などの知識を得る前にまずお金について若い人にしっかりと考えてほしいという瀧俊雄取締役。
お金と幸せの関係
次の質問を投げかけます。
お金が多いと幸せでしょうか?
生徒は、
お金がない人が幸せではないとは僕たちは言えないので結論から言うとわかりません。
瀧俊雄取締役は心理学の観点からお金と幸せの関係について説明しました。
日本は年収300万~400万円の間はお金と幸福度は一緒に伸びるが、ある程度を超えると他人を幸せにすることで自分が幸せになる。他人のためのお金の使い方も幸せに響くことを覚えておいてください。
株式会社マネーフォワードは高校生の声を最先端のアプリの開発にも生かしていきたいといいます。
高校生は興味のある情報と興味がない情報を顔色で判断してくれる。こうやって伝えると問題意識が形成されるというところをサービス作りに反映させたい。