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[がっちりマンデー] ごはんですよ!からラー油まで…超ロングセラー連発「桃屋」のヒミツ!(2)

がっちりマンデー!

株式会社桃屋

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桃屋にはごはんですよ!以外にも様々なヒット商品が…

これらのヒット商品に共通しているのがとにかくどれもずっと売れているロングセラーだということ。

例えばキムチの素は1975年の発売から今年で45年、いかの塩辛は1952年発売、でんぶを缶詰にしたあまだきでんぶに至っては1920年、大正9年の発売から実に100年!

実は桃屋、現在発売している52商品の中で3分の1以上の19品が発売から40年以上のロングセラー商品なのです。

でも一体、どうやってこんなロングセラー商品ばかりを作ることができるのか?

商品開発を担当して30年、開発部長の品田直明さんに聞いてみると、

これだと思う商品じゃないと出さない。

桃屋は新商品をなかなか出さない!

新商品は平均して1年に1個か2個。

満足いく商品が開発できなかった年は何と新商品の発売はゼロ!

これまで最長で2年半もの間、新商品を出さなかったこともあるんだそう。

そんな厳しすぎる商品開発の現場を今回特別に見せて頂けることに。

10年かかる?新商品開発の舞台裏

商品開発部の小林弓恵さん。

11年かけて麻辣香油という商品を担当。

なんと小林さん、昨年8月に11年前から開発していた麻辣香油の発売にこぎつけたかなりの苦労人。

味の決め手となる花椒、和山椒、唐辛子などの比率に苦労したんだとか。

「どうでしたか?麻辣香油が出た時?」

嬉しかったです。

やっとかっていう気持ち。

そんな小林さんですが新商品発売後、休む間もなく新作を開発中。

いま作っているのが、

海苔の佃煮の新しいフレーバーというか、新しい味の試作をしています。

「何が入っているんですか?」

ちょっとそれは言えないですけど。

辛い系の食べ物です。

次なる新商品候補はある辛い食材を混ぜた海苔の佃煮。

桃屋ではこうした新商品の発売を決めるため月に1度必ず小出雄二社長がチェックする開発会議が行われているらしい。

開発会議当日。

本社の会議室に小出社長がやって来ました。

開発部の部長と課長がじっと見つめる中、果たして…

小出社長の反応は?

おいしいんだけど、うちが出す新製品の意味って?

他社が真似できるようなものを作ってもしょうがないんだよね。

新製品を出すのが目的じゃない。

またトライして持って来ます。お願いします。

社長が求める基準に達していないので商品化はNG。

でも具体的な指摘はなかった気が…

「どう直せばいいんですか?あのチェックを受けて?」

詳しくお話してもらえる時もあれば、ふわっとした時もあるので。

私なりにもっと考えて、どうしたら混ぜている物の特徴を出せるか考える。

10年かかるかもしれないですけど頑張ります。

なかなか遠い新商品開発への道。

小林さん、ヒット商品の開発期待していますね。

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