ビジネス関連 ワールドビジネスサテライト

[WBS]自動運航システムで実験!世界初 日本「無人」運航船の実力[株式会社商船三井]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

1月25日の朝、7時過ぎの鳥取県の港の様子です。ゆっくりと岸に近付いているのは日本国内で運航しているコンテナ船です。

実はこの船、自動で運航できるシステムを搭載しています。今回、この船を使って世界で初めてとなるコンテナ船の無人運航の実証実験が行なわれました。

コンテナ船「無人」運航!"世界初"の実証実験

鳥取県の境港。

朝焼けの中、現れたのは全長およそ100メートルのコンテナ船「みかげ」です。

この船は全て自動運航システムで航行。1月24日に福井県を出発し、およそ270キロの航路を経て到着しました。

通常は船員が行う離岸から着岸までの運航の全てを自動運航システムが制御。

カメラやレーダーによって他の船を避けて安全な航路を選ぶ避航計画システムなどが搭載されています。

さらに船を岸に繋ぎ止めるロープを人の手ではなく、ドローンが運びます。

初航海となったコンテナ船の無人運航プロジェクト。

推進しているのは海運大手の商船三井です。

商船三井の山口誠執行役員。

目指すところはヒューマン・エラーを予防して、事故を減らす。

国内航路を運航する内航船、いま大きな試練に直面しています。

貨物船の船員はこの40年で半分未満に。半数近くの船員が50歳以上と高齢化も深刻です。

その上、海難事故の8割がヒューマン・エラーとされているのです。

このため商船三井は無人でも安全に運航できる技術の開発を進めてきました。

その開発を進めたのがこちら。

ブリッジをぐるりとモニターが囲んでいます。

MOLマリン&エンジニアリングの生田陽一さん。

こちらは操船シミュレーター。

商船三井グループの航海士の訓練をしている。

安全に船を運航するための訓練施設。モニターには国内外の主要な港を映し出せます。

そして…

山口博之記者。

船が相当揺れている画角なっている。ちょっと気持ち悪くなります。船酔いの感覚になってきました。

雷雨などで海が荒れた状況だけでなく、他の船やクジラなども出せます。

訓練施設で蓄積されてきたデータが自動運航システムの開発に活用されたといいます。これにより実用化に向けた安全性能の精度向上につなげます。

動き始めた無人運航プロジェクト、商船三井は2025年の実用化を目指しています。

たくさんのドライバーがいなくても遠隔地に荷物が運べる海上輸送が今後も続く。

無人運航が将来の内航輸送と重要な海上物流の維持に貢献できる。

-ビジネス関連, ワールドビジネスサテライト
-, ,