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[モーニングサテライト]【Marketリアル】「選択と集中」の事業改革とは[三菱マテリアル株式会社]

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今、マーケットで起こっているリアルな事柄をお伝えする「Marketリアル」。今回取り上げるのは非鉄金属の三菱マテリアルです。

鉱石から銅や金、鉛などの金属を取り出すことを製錬と呼びますが、これを手掛ける非鉄金属4社の中で三菱マテリアルは売上高トップです。

非鉄金属大手4社 売上高(2020年度)
1位 三菱マテリアル
2位 住友金属鉱山
3位 DOWA HD
4位 三井金属鉱業

その三菱マテリアルの株価を見てみると現在は2,000円台前半ぐらいで冴えない展開が続いています。

こうした中で収益拡大のために事業の再編をいま進めています。その背景にあるのは何なのか取材してきました。

三菱マテリアル 銅需要増加 その先は

非鉄金属最大手、創業150年の三菱マテリアル。

率いるトップは小野直樹社長。鉱山技師として入社した技術畑出身の社長です。

「受け付けは木ではない?」

ではない。

これが。銅の板を貼ってある。

銅板とは珍しい。

鉱山で取れる銅の鉱石を持ってきました。

銅鉱山の中に銅が1~2%入っている。

これぐらいの物を作ろうとしたらたくさんの鉱石が必要になる。

三菱マテリアルは銅鉱山の開発のほかに鉱石から銅を取り出す製錬、そして銅の加工まで全てを行っています。

売上高1兆5,000億円のうち銅関連が半分以上を占めるという銅ビジネスが主力の企業です。

2021年度の売上高予想はおよそ1兆7,600億円と1年前より3,000億円近く上積みしました。営業利益も1.6倍と大幅な増収増益を示しています。

「決算は売り上げ、営業利益ともに好調。その背景は?」

顧客の自動車産業と半導体産業の需要が旺盛になったこと。

金属価格が相応な価格帯で高止まりしている。

業績の回復につながっている。

銅の加工品を見せてもらいました。電気を通しやすい銅はさまざまな産業に不可欠な金属です。

リードフレームという半導体に電気を流したり、場合によっては半導体の熱を取り去るという役割も果たしている。

「いま世界中で半導体が足りない状態になっているが、三菱マテリアルでは急ピッチで作っているということですか?」

製造能力目一杯使って作っている。

一方、株価を見ると足元では2,000円程度と厳しい展開。なかなか上向く気配がありません。

「株価がなかなか冴えない状態。これは社長としてどう思いますか?」

PBR(株価純資産倍率)の指標で見ればいまは誇れるような数字では全くない。

そこは経営陣としても意識するところ。

「三菱マテリアルは海外売上比率が半分近い。今回のウクライナ進攻で業績に影響はあるのでしょうか?」

そんなに大きな業績への影響はない。

限定的である。

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