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[WBS]株価は回復するか!"参院選後"のマーケットを展望[株式会社みずほ銀行]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

今回の参院選についてマーケットはどう見ているのでしょうか。

過去5回の国政選挙のあとのTOPIX(東証株価指数)の動きを示したグラフです。いずれも自民党が勝利した選挙でした。

過去の選挙を分析した大和証券アナリストの橋本純一さんによると投開票日直前の営業日を基準にした場合、選挙後の20営業日までは材料出尽くしで売りにつながりやすい、つまり少し下落しやすいが、その後は経済対策の期待などから選挙後40営業日まではプラスを維持するケースが多いということです。

果たして今回の参院選後のマーケットも同じような動きとなるのでしょうか。

2人の専門家に予測してもらいました。

参院選 その先の株価は?"トリプル安"か"3万円後半"か

参院選をめぐりみずほ銀行の唐鎌大輔氏が注目するのは…

みずほ銀行
チーフマーケット・エコノミスト
唐鎌大輔さん

マーケットからすると今までの政策が続けられてしまうのかどうかが心配。

与党の勝利を前提としながらも岸田政権はマーケットにやさしくないという思惑が先行し、与党が大勝してもマーケットが好感するとは限らないと指摘します。

さらに入国制限がこのまま撤廃されずに続いた場合、マーケットが困難に直面する可能性も…

みずほ銀行
チーフマーケット・エコノミスト
唐鎌大輔さん

株安・債権安・円安
トリプル安は今までの政策が続くとそうなる可能性がある。

インバウンドの拡大も見込めず海外からの投資が進まないことで選挙後の株価の上昇幅は限定的になるとの見方を示しました。

みずほ銀行
チーフマーケット・エコノミスト
唐鎌大輔さん

米国が利上げする中では日経平均は今よりも1,000円、1,500円程度しか上がらないのでは。

一方、岸田政権が掲げる新しい資本主義に期待感を示すのが岡三証券の会田卓司氏です。

岡三証券
チーフエコノミスト
会田卓司氏

今のところ支持率が高い状況。過半数獲得というのがある意味でメインシナリオ。
正しいマクロ政策運営、積極財政ができるかどうかというところ。
新しい資本主義を起動するためには財政政策を積極財政に変えていかなければいけない。
積極財政によって市中のマネーを拡大したり、家計に所得を回すと当時に政府はグリーン・デジタル・経済安全保障を中心として成長投資を拡大していく。
それをマーケットは評価していくことになる。

会田氏は選挙で与党が大勝した場合、積極財政に転じ、企業の設備投資が加速。株価上昇の起爆剤になるとのシナリオを予測しています。

岡三証券
チーフエコノミスト
会田卓司氏

今後、設備投資サイクルが上振れていって前年度比17%とバブル以降初めて突き抜けていくことになれば企業の成長期待、収益期待が上昇したことになるので株式市場が評価しないわけがない。
この動きがあって初めて日経平均は3万円を超えて3万円後半に行く大きな力が生まれていくる。

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