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[WBS] 三越本店が30年ぶりの大改装!コンシェルジュ90人がおもてなし!

2018年10月23日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

東京日本橋で老舗デパートのリニューアルが続いています。

9月には髙島屋が新館をオープンしました。

そして10月24日にリニューアルオープンするのが日本橋三越本店です。

三越は1673年に呉服店の越後屋として創業しました。

しかし近年はネット通販の台頭などで業績は低迷しています。

こうした中、日本橋三越で老舗百貨店の強みでもある店員のおもてなしを強化して新たな顧客開拓を図ろうという挑戦が始まりました。

株式会社三越伊勢丹ホールディングス

[blogcard url="https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi.html"]

10月23日にリニューアルオープンする日本橋三越本店。

その内部がひと足早くお披露目されました。

三越伊勢丹ホールディングスの杉江俊彦社長、

30年ぶりに大きなリニューアルをした。

人の力、おもてなしの力、ITの力、総合的に満足してもらえるような新しい百貨店。

ステージには店内の内装をデザインした建築家の隈研吾さんも登場。

輝く木漏れ日の中、木漏れ日を浴びている人間を想像してデザインした。

子どもの時の記憶の通りの輝く三越。

国の重要文化財に指定されている建物を傷つけることなく作り変えたといいます。

コンシェルジュ

そして新生日本橋三越の目玉として導入したのがコンシェルジュです。

紳士服や婦人服、食品など7つの分野のスペシャリストで総勢90人。

一人一人のお客様に付き添い商品を提案します。

付き添う接客はこれまで上客向けでしたが、一般客向けにもサービスを拡大し取り込む狙いです。

相内優香キャスター、

婦人服のコンシェルジュサービス、こちらで実際に体験してみます。

相内キャスター、架空の予定を伝えコンシェルジュの対応力を試します。

11月に沖縄で結婚式があって、ビーチリゾートなのであまりかしこまり過ぎず、華やかさもあったほうがいい。

ドレスと靴を合わせて予算は10万円前後に設定しました。

続いて行うのはカラー診断。

どんな色の服が自分の肌に合うか、さまざまな色の布をあてて判断します。

肌の輪郭がはっきりする。

こうした情報を元に商品探しがスタート。

婦人服だけでも150ブランドを扱っているという日本橋三越。

その中から選び出されたのがこちらのドレスと靴です。

試着してみると…

どうでしょうか?

自分では選ばないような色、そして形なので新しい自分が発見できました。

ワンピースと靴を合わせて11万2,320円と予算を少し上回る結果に。

カラー診断をした似合うピンクなので顔の色も明るくなる。

先月、日本橋ではライバルの髙島屋がショッピングセンターをテーマにした新館をオープン。

いわば脱・百貨店を打ち出しました。

こうした中、日本橋三越は百貨店の原点回帰ともいえるおもてなしの強化に乗り出しました。

その狙いとは?

お客様はスマホで簡単に情報が取れる。逆に何を選んだらいいかわからなくなっている。

きちんとお客様に納得いくまで説明して買い物をしていく仕組みを作り上げた。

「髙島屋とは真逆の戦略?」

髙島屋のことを考えてこういう形にしたわけではない。

われわれの生き方をしていく中で生活に豊かさを求めるお客様に対応していきたい。

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