3月24日、東京・千代田区の帝国ホテルなどが立ち並ぶ日比谷公園周辺エリアの再開発プロジェクトが発表されました。開発規模は延床面積でおよそ110万平方メートルと都心最大級だといいます。一体どんな街に生まれ変わるのでしょうか。

完成まで15年以上!都心最大級の再開発プロジェクト
あらゆる人々が集い訪れたくなる街づくりを私たちは進めていく。

再開発に関わる大手企業10社の社長が一堂に会して発表したのが…

三井不動産の菰田正信社長。
10社の強みを掛け合わせこのエリアのポテンシャルを最大限に引き出し、TOKYO CROSS PARK構想にふさわしい比類なき街づくりに全力で取り組んでいく。

再開発が行われるのは日比谷公園のすぐ隣のこちらのエリア。

帝国ホテルが全面的に建て替えられ、3つの超高層タワーが建設されます。


ホテルやオフィス、商業施設などさまざまな施設が備わる予定で、全て完成するのに15年以上かかる一大プロジェクトです。

その中でも重要なポイントだというのが…
三井不動産 内幸町プロジェクト室の梅村充統括。
日比谷公園と街をつなぐデッキ上の道路上空公園というものを整備する。

隣接する日比谷公園と再開発エリアの間をはしる日比谷通りに橋をかけ、人が行き来しやすい環境を整えます。

新しい流れができていろいろな人が訪れ、街のにぎわいやコミュニティーが生まれたり、街としての価値が上がってくる。

ほかにも大規模な広場など人々が交流できるパブリックスペースも整備します。

「今回のプロジェクトでどんな存在・役割を持つ街にしていきたい?」

そのエリアの持つ固有の価値・強みを高め、それぞれのエリアが輝くことが非常に大事。

街の活性化につながり、日本の活性化につなげるという役割を果たしていきたい。
