[がっちりマンデー] 年間売上げ4兆円を超える「三菱電機」が登場!(2)

年間売上げ4兆円を超える「三菱電機」が登場!

スポンサーリンク

三菱電機株式会社

大きな電機製品を作ってがっちりの三菱電機。

でも大きな電機メーカーというと製品の開発はするけど細かい部品は他の会社に作ってもらって、最後の組み立てだけ自分でやるイメージですが、三菱電機は違うんです!

いろんな事業に使われているキーパーツというのがあって、基本的に当社の中で作っております。

三菱電機の儲かり戦略その2、大事な部品は自分で作る。

大事な部品は自分で作る!

半導体や液晶パネルなど色んな製品に共通する大事なキーパーツはすべて自社で作るというのが三菱電機のポリシー。

なかでも会社設立の1921年から作り続けているこだわりのパーツがこれ、モーター。

DVDが回るのも、車の窓が開くのも、エレベーターが動くのもモーターのおかげ。

三菱電機のありとあらゆる製品に使われているキーパーツなんです。

コンポーネント製造技術センター

そんなモーターの研究開発を行っているのが今回テレビ初公開、兵庫県尼崎市のコンポーネント製造技術センター。通称「コ技セ」。

モーターの性能アップのために理系を極めた若手の技術者が様々な実験を繰り返しています。

ところで加藤さん、そもそもモーターってどんな仕組みで回っているのか分かってます?

コ技セの宮本佳典モーター製造技術推進部長、ざっくりでいいので教えてください。

モーターの一番簡単な模型

永久磁石とコイルがありまして、こちらからコイルに電流を流します。コイルが電磁石になって永久磁石と電磁石が反発することでコイルが回転する。

分かりました?

超簡単にいうと電線を巻いたコイルに電機を流すと電磁石になる。

すると横に置いた磁石と反発しあって回転するって仕組み。

入社13年目、35歳の鬼橋隆之さんはコ技セの中堅ホープ。

モーターに関する特許だけで41件も取得しているんだとか。

「宮本さんも特許あるんですか?」

あります。

私は30件ほどなんですけど、負けてますね!

「勝っちゃいましたね、宮本さんに?」

がっちり!

どっちもスゴイですね、

この方は入社1年目、中国籍の熊銘倩さん。

何をしているのかと思ったら手作業でコイルを巻いているよな・・・なんで?

手でコイルを巻いて巻き線の試作ですね。

モーター作りで一番重要なのがコイルをいかにたくさんきれいに巻くかというところ。

たとえ小さくてもぎっしりコイルが巻ければパワーのあるモーターになるってわけ!

モーターを研究し始めてほぼ100年という三菱電機が開発したのが・・・

こちらが三菱電機のモーターです。

ポキポキモータと呼ぶ弊社オリジナルのモーターです。

ポキポキモータ

コイルを巻いてあるところがポキポキと折れ曲がるからポキポキモータ。

ネーミングも斬新な三菱電機の大ヒットモーターなのです。

先程のモーターの原型だとコイルが回転してたけど、ポキポキモータの場合はコイルは外側に固定。内側の磁石が回るようになっているんですって。

このポキポキって何がスゴいのか?

ポキポキモータの場合は小さな隙間にたくさんのコイルを巻くことができる。

小さい割には大きな出力のモーターになる。

円形の鉄心の内側にそのままコイルを巻くと、どうしても巻きづらいから隙間ができる。

先程のモーターは広げると平面になるからコイルが巻きやすい。

たくさん、しかも正確に巻けるから高出力のモーターが出来るのです!

従来のモーターと比べるとポキポキのほうがコイル密度が30%以上もアップにもかかわらずモーターの大きさは半分になりした。

名古屋制作所

愛知県にある名古屋制作所では年間1万種類にも及ぶポキポキモーターを数百万個も作っている!

掃除機から人工衛星まで三菱電機の製品の中で活躍しているのです。

いま三菱電機で一番高性能なモーターを見せてもらいます。

3個の歯車がモーターで動き出した。

ちゃんと噛み合っているから歯車がぶつからないってことで、でもこのモーターがスゴいのはこれから。

速度を上げると、分かります?

三菱電機で一番高性能なモーターは毎分4,500回転の高速でも歯車がぶつからない。

前後左右に動いても全然大丈夫。

3個のモーターがピッタリ同じスピードで回転していないと絶対できない技なんです。

電力システム製作所

次にやって来たのは兵庫県神戸市にある電力システム製作所。

なんでも三菱電機が作っているモーターで一番大きいのが見られるっとことですが・・・

このデカいの何ですか、和田真也回転機製造部企画課課長。

これは火力発電用の発電機です。

火力発電機!

それはデカいわけだ!

でも大きいモーターって聞いてきたんですけど?

これは発電機なんですけど、実はモーターと同じものなんです。

どういうこと?

モーターというものは電機を流すことで動力を生み出します。

逆にタービン発電機は火力の力を使って軸(モーター)を回転させて電力を発生する。

モーターは電気の力を回転する力に変える装置だけど、発電機のモーターはその真逆。

火力や原子力の熱で水蒸気を発生させ、その力でタービンを回転させ、すると電気が生まれるのです。

というわけで、この赤茶色の中にはぎっしりコイルが巻かれているんですって!

この発電機のモーター、大きいものだと軽く10億円を超えるらしい。

スポンサーリンク