三菱自動車は11月25日にオンラインで車の販売を始めました。
三菱が選んだのは自社サイトではなく楽天市場です。一体なぜなのでしょうか。
三菱自動車オンラインで車販売!楽天市場とタッグ組むワケ
都内にある三菱自動車の展示場「三菱自動車 本社ショールーム」。
鵜飼祥記者。
こちらのSUV、今日からオンラインでも販売が始まりました。
三菱自動車が11月25日に始めたのはオンラインでの車の販売です。
出店先に選んだのは楽天市場。その理由は…
三菱自動車の国内営業本部、山西学本部長補佐。
自社サイトにアプローチする客数と比べると楽天のサイトにアクセスする数は格段に違う。
若い方に対してアプローチができる。
三菱自動車が期待するのは楽天市場が抱える数千万人の顧客です。
ユーザーは車両価格の1%の楽天ポイントがもらえます。
オンラインで販売する車にはある特徴が…
"オプション"が選べない。
今回、三菱が用意したのはSUVや軽自動車など6車種のみ。
さらに…
オプションを自分で選ぶ事ができず、例えばルーフレールは最初から標準で付いています。一方、サンルーフは付けようと思っても付けれません。
ユーザーは車の色やグレードは選べるものの、細かなオプションはあらかじめ設定されていて自分で選ぶことはできません。
オンラインだと自分でオプションを選ぶのは迷うこともあるかと思った。
オプションを絞ることで短時間で魅力的な物を選んでもらえる。
サブスク限定
販売方法は車両の購入ではなく、車両代、保険料、諸経費などが組み込まれた定額料金を毎月支払う、いわゆるサブスクでの販売です。
例えばこちらのSUV「エクリプス クロスPHEV(Gグレード)」の場合、毎月6万6,000円程度の支払いとなります。
サブスク限定としたのは難しい諸経費などの計算を省くためだといいます。