味仙
[blogcard url="http://www.misen.ne.jp/"]
東京・神谷に出来た長い列。
先頭の人は
嬉しすぎる。カレンダーに予定まで書いた。
目的は8月2日にオープンした味仙東京神田店です。
台湾ラーメンです。
台湾ラーメンとは唐辛子やニンニクがたっぷり入った真っ赤なスープにひき肉を混ぜるピリ辛ラーメン。
あまりの辛さに
辛いです。麺にいい感じに絡み。
汗すごいですね。
美味しい。
台湾ラーメンという名前ですが、実は名古屋のローカルフード。
味仙の台湾出身の店主が考案したとされています。
20席しかない店内はあっという間に満席になりました。
味仙 矢場店
地元名古屋のお店を訪ねると
夏に辛いものを食べる、スタミナがつく。いつも食べている。
アメリカンコーヒーのように辛さ薄めの「アメリカン」に、辛さ倍増の「イタリアン」と好みで辛さを選べるのも人気のヒミツ。
店内を見渡すと東京の店舗とは大きな違いがあります。
地元名古屋店は円卓を多く配置した広々とした2階建てのつくりです。
味仙 東京神田店
再び東京。
悲願の東京1号店のわりにカウンター席中心の控えめな店構え。
しかし、これこそが名古屋らしさだといいます。
山先孝和運営マネージャーは
店は大きくいってもいいが、まずは台湾ラーメンの味を知ってもらう。ケチとかではなく着実。
地元から飛び出す、最初の一歩をあえて小幅に留める名古屋式進出。
その特徴はもう一つ、実は味仙は創業から50年以上経って初めての県外に進出します。
関西の飲食店は人気が出ると、ぱっと東京に進出して、しょぼんと帰るが、そういう格好悪いことは名古屋人はしたくない。
スパゲティ・ハウス ヨコイ
[blogcard url="http://yokoi-anspa.jp/"]
その名古屋式進出のお店はほかにもあります。
「スパゲティ・ハウス ヨコイ」です。
看板メニューの「ミラカン(950円)」、胡椒の効いたピリ辛ソースが極太のパスタに絡みます。
東京では「ヨコイ六本木Juppy店」でしか食べられません。
実はヨコイと名乗るのはランチタイムのみ。
4月に六本木の飲食店と提携し、内装は元の店のまま。
商品のスパゲティだけを提供するという、いわば間借りのような状態です。
ヨコイ住吉本店
地元名古屋の本店を覗いてみると、昼時には常連やサラリーマンでごった返します。
良く来る、週2回くらい。
全然飽きない、本当に美味しい。
ヨコイは1963年に創業、地元愛知県民に50年以上愛され続けていますが、今年初めて愛知県外に出店。
こちらも慎重で小幅な名古屋式進出です。
横井慎也副社長は
本物の味を伝えたい思いが強いので、もしかしたら慎重ととらえられるかも。
相次ぐ、名古屋めしの東京進出。
後押しするのは自動車、リニア新幹線、国産ジェット機製造など大型投資案件に裏付けされた名古屋の景気です。
味仙の山先孝和運営マネージャーは
経済状況が他エリアよりいいので攻撃的になっていくと思う。