毎週日曜日に約2万人が詰めかける日本最大級の朝市があります。
その人気のヒミツに迫ります。
館鼻岸壁朝市
真夜中のとある漁港。
午前3時というのに大行列。
さらに夜が明けると日本最大級の朝市が出現。
売られているのは地元産の農産物に採れたての魚介類の炭火焼き。
病み付きになる絶品B級グルメも。
今日は東京から来た。何度来ても楽しい。
品ぞろえもあり、1回来たら病みつきになる。
来る人を虜にするこの朝市のヒミツとは?
館鼻岸壁朝市
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青森県八戸市にある普段は物静かな漁港。
と、思いきや…
日曜の朝になると突如賑わい始める。
日本最大級の朝市「館鼻岸壁朝市」です。
店舗の数は360店。毎週日曜、約2万人が詰めかける巨大な朝市です。
一番人気のB級グルメ
なかでも一番の人気なのがこちらのお店。
4時の開店を前に20人ほどのお客様が並びます。
午前2時前から並んでいる。安くておいしい。
今日は40~50個買おうと思っている。
午前3時ころから塩で味付けをした地元産の鳥の手羽先を揚げ始めます。
お客様のお目当てはこの「しおてば」。1個がたったの40円です。
外はカリッと中はジューシーなお肉が絶妙な食感で一度食べると病みつきになるといいます。
4時ちょうどに注文をとって販売開始。
1日に200キロものしおてばを揚げますが9時までにはほとんど売り切れます。
手提げいっぱいにしおてばを買った男性は、
70個買った。上には上がいる。過去に300個買った人がいる。
ご当地キャラ
ところでこの朝市はもう1つ名物があります。
ひときわ注目を集めている着物の女性!?
この朝市で生まれたご当地キャラ「イカドン」です。
イカドンがいた。
写真撮ってあげるよ。
アメを配り歩くイカドンは子供や若者たちに大人気。
「ほぼ毎週いらっしゃっているんですか?」
いや…そうそう毎週来ている朝。
上村隆雄さんの思い
この朝市の生みの親が農家の上村隆雄さん。
14年前、農家の仲間と一緒に農産物を好きな価格で売る場が欲しいという思いからこの朝市を始めました。
このような朝市は通常、県や市が主体で運営していますが、ここでは準備も全て地元住民が行います。
いつしか上村さんの思いに共感する輪は広まり現在の規模にまで拡大しました。
今後、上村さんが目指すものは、
館鼻岸壁朝市に人が集まることで八戸の夜もにぎわうので淡々と毎週続けていければいいと思っている。