みかさ
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東京・神田神保町のオフィス街。
週末の朝は閑散としていますが、雨にも関わらず長い行列の一角が、その先には小さな店。
ここは?
焼きそば専門店。
作っていたのは4年前までド素人だったという店主の中田正人代表です。
焼きそば専門店
週末は約50人が並ぶ、行列が絶えない神田神保町の焼きそば専門店「みかさ」。
お客様のお目当ては焼きそば。
並んででも食べたい焼きそばとは一体?
メッチャ美味しい。
普通の麺とは全然違う。
特製ソースで仕上げた「ソース焼きそば(イカ・エビ入り)850円」。店の一番人気です。
麺の旨味が引き立つ「塩焼きそば(イカ・エビ入り)850円」。
メニューはこの2種類だけ。
しかもこの店、わずか9人しか座れません。
調理スペースも狭く、すれ違うのも大変です。
しかし、中田正人代表は、
結構、効率的につくられている。
焼きそば専門店なので鉄板の上で麺と具を調理するだけ。
料理を盛る器は1種類のみ。
狭い分、料理の提供が早いというメリットもあります。
そして手間を省くため、「からしマヨネーズ」「天かす」「紅しょうが」のトッピングはお客様自身が行う仕組みです。
中田正人代表
今は大繁盛のこのお店ですが、中田正人代表の口からは意外な言葉が、
全く何の知識もなくズブの素人だった。
実は中田正人代表、4年前に居酒屋を始めようとある店に弟子入り。
その店のメニューにあった九州の「焼きそば」に魅せられました。
焼きそば専門店は東京に少ないので勝負してみようと思った。
ラーメンやうどん店は多いが、東京には焼きそば専門店は少ない。
九州の焼きそば
蒸し麺ではなく生麺で作る九州の焼きそば。
茹でることでモチモチした食感をもたらします。
さらにソースにも特徴があります。
麺を炒めるときにはスパイスの利かせたソースを、具には醤油ベースのソースを焦がして香りづけ。
仕上げには甘辛くトロミのつけたソースをかけます。
120食
開店から4時間、外の行列は途絶えません。
だが、アルバイトの店員が行列の人数を数えだしました。
120食完売です!
店の前には完売の立て札。
今並んでいるお客様で終了だといいます。
1日120食限定。2人でやっているので、これが体の限界。
実は中田正人代表、開店前と閉店後に毎日、自家製麺を作っています。
さらに3種類のオリジナルソースも全て手作りです。
そして11時から午後4時まで休むことなく焼きそばを作り続けます。
そんな中田正人代表の焼きそばはお客様から「神焼きそば」と呼ばれています。
クオリティ的なことで神様の「神焼きそば」。もう一つが住所の神保町の「神焼きそば」。
「うれしいですね?」
そうですね。