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[モーニングサテライト]【輝く!ニッポンのキラ星】収集から埋め立てまで一貫処理!静岡・浜松市 廃棄物処理のエキスパート![萩原工業株式会社]

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地域で奮闘する企業を取り上げる「輝く!ニッポンのキラ星」。

今回は静岡県浜松市からです。売上高100億円以下の中堅上場企業の中で去年時価総額の伸び率が一番高かった企業を取材しました。

東海地区最大級の最終処分場

静岡県浜松市。

今年2月に東海地区最大級の管理型最終処分場「奥山の杜クリーンセンター」が完成しました。

奥山の杜クリーンセンター
鈴木佳和所長

埋め立て処分場は約319万立米の容量。
東京ドーム約2.5杯分。
関東圏から中部圏の汚泥や燃え殻が集まってきている。

そして最終処分場に必ず併設されるのが…

奥山の杜クリーンセンター
鈴木佳和所長

こちらが浸出水の処理施設になります。

処分場に埋められた廃棄物に雨が降って浸透した水を基準値まで処理する施設。

土壌や水質への環境汚染対策を徹底する必要があります。

収集から埋め立てまで一貫処理

この最終処分場を所有するのが総合廃棄物処理事業のミダックホールディングスです。

1952年創業、従業員はグループ全体で234人。売上高はおよそ57億円、純利益は10億円を超えます。

その最大の特徴が…

ミダックホールディングス
加藤恵子社長

当社グループの強みは廃棄物処理の工程を全て自社グループ内で完結できる一貫処理体制を築いていること。

業界では収集運搬だけ、焼却や汚泥などの中間処理だけを行う企業が多い中、ミダックグループは他社との差別化を図るために廃棄物処理を一貫して行うようになりました。

収集運搬では一般廃棄物と金属やコンクリート、工場から出る廃液などの多様な産業廃棄物を運搬できるよう各種車両を確保。

静岡県最大級の焼却施設では焼却の際に出る排熱を利用し、サーマルリサイクルを行っています。

汚泥や廃油などを処理する水処理施設は有害物などの不純物を基準値以下にし、自然環境への負荷を減少させます。

ほかにも廃プラスチック類や木くずなどの破砕処理など様々は廃棄物処理に対応する各施設を静岡県各地に持ち、最終処分場は3ヵ所。

こうした全ての工程を手掛ける一貫した処理体制が大事なのだといいます。

ミダックホールディングス
加藤恵子社長

排出事業者責任が規定されている(廃棄物処理法)。
排出事業者は排出処理業者にお願いした廃棄物が排出処理業者の方で不適切処理をした場合は責任が排出事業者にもかかると規定されている。
自社グループ内での一貫処理体制に安心感を抱いてくれると思っている。

環境問題がクローズアップされる中、産廃施設も需要が高い状態が続いていることもあり売上、利益ともに順調に伸ばしています。

2021年、1年間で時価総額がおよそ727億円増加。売上高100億円以下の中堅上場企業の中で時価総額の増加が一番となりました。

2021 年 平均時価総額の増加額ランキング
順位 社名 業容 (億円)
1位 ミダックホールディングス 産業廃棄物処理 727
2位 JTOWER 通信設備シェアリング 722
3位 SREホールディングス 不動産テック 593
4位 セルソース 再生医療関連事業 527
5位 アイ・アールジャパンホールディングス 企業の株主対応支援 472
6位 BASE ECサイトのシステム運営 415
7位 インフォマート 食材の電子商取引基盤 394
8位 ケアネット 製薬会社の営業支援 387
9位 インソース 研修サービス 367
10位 シンバイオ製薬 医薬品開発 365

移動しながら生ごみを発酵して、野菜などを販売できるリサイクルカー。実験運用するなど新たな環境事業への取り組みも。

さらに力を入れているのが産業廃棄物の排出量が最大の4分の1を占める関東地方の事業。

その第一歩として埼玉県熊谷市に焼却施設を新たに設ける計画です。

ミダックホールディングス
加藤恵子社長

首都圏は最終処分場の残余は約6.5年。
事業地域を拡大し、成長を続けるためには需要が見込まれる地域への拠点展開が不可欠。
特に関東地域への事業拡大を目指す。

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