見上げるビアガーデン
[blogcard url="http://miageru-beergarden.com/"]
夜7時、東京都内のとある場所に行列ができていました。
ソファに寝そべってお酒を飲みながら見上げていた先には
すごいきれい。
目の前にはライトアップされた東京スカイツリーがあります。
ここは東京スカイツリーの4階広場に登場した「見上げるビアガーデン」。
1時間1,500円でおつまみ2つが付いています。ビールは別料金で1杯600円からです。
ロマンチック。
普通のビアガーデンは煙たい。ここは開放感があっていい感じ。
すぐ横には通常のビアガーデンもあり、両方楽しむことができます。
小林芳行店長は
ただお酒を飲めるビアガーデンではなくて、コンセプトが立ったビアガーデンの方が現状だと人気。梅雨明けすれば売り上げはもっと上がってくる。
専門家の意見
ビール類の出荷量はここ4年、過去最低を更新中です。
一方でビアガーデンの店舗数はこの3年で1.4倍に増えているといいます。
ビール離れが進む中、なぜ人々はビアガーデンに集まるのか?
専門家は最近の景気が影響しているといいます。
株式会社第一生命経済研究所の永濱利廣主席エコノミストは
最近の消費傾向は節約志向。コンパクトなお金で非日常を楽しみたいというニーズがビアガーデンにマッチしている。
THE ROOFTOP BBQ BEER GARDEN
[blogcard url="http://the-rooftop.jp/"]
ビアガーデンで非日常を楽しむ。そんな女性たちも増えています。
池袋にあるビアガーデン「THE ROOFTOP BBQ BEER GARDEN」。座席数は270席。
目に付くのは女性客ばかりです。
メニューも他と全然違う。ホームページがかわいかった。
飲み放題付きで2時間5,000円のプレミアムコース、パプリカやズッキーニ、さらにはスイスチャードという珍しい野菜を揃え若い女性を意識したメニューになっています。
オールおしゃれ。普通のビアガーデンよりおしゃれ。
ここに来ると一気に海や夏を感じられて、いい雰囲気。
さらに他との差別化を図るため気軽に立ち寄れる、立ち飲みビアガーデンも始めました。
都内に2店舗しかないフレンチフライ専門店「AND THE FRIET」の料理や有名店「GOOD MEALS SHOP」のアイスケーキを提供。
そして一番のウリがアパレルショップを併設したことです。
木村剛店長は
「アパレルブランドが展開する飲食店の雰囲気」を楽しんでもらう。非日常感を味わってもらう中で、ビールを片手に服を見たり、サンダルを履いてみたりしてもらいたい。
さらにビアガーデンの魅力についてお客様は
1時間くらいしか時間がないときも、1杯飲んでポテト食べて帰ろうと。
ビアガーデンは一般的に居酒屋などで飲むよりお客様の滞在時間が短いため、限られた時間とお金で楽しみたいという人々のニーズに合っているといいます。
永濱利廣主席エコノミスト
企業側からしても、できるだけたくさんの人々に短時間に回転してもらうことで収益性も上がり需要と供給のニーズが「短時間」にマッチしている。