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[WBS] ベンツ新型モデルの最新自動運転の実力は?

2016年7月28日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

メルセデス・ベンツ日本株式会社

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東京・元赤坂の迎賓館。和太鼓の音色が響き渡ります。

そこに登場したのが前の車を常に一定の間隔で追いかける車。

さらに駐車の際には運転手はハンドルを握っていません。

実はこれは迎賓館で民間企業が開催した初めてのイベント、メルセデス・ベンツ日本株式会社の自動運転技術の発表会です。

メルセデス・ベンツ日本株式会社の上野金太郎社長は

前方車を追尾するシステム、さらにパーキングシステム。この車の機能の一部。

その目玉となったのが、7月27日にメルセデス・ベンツ日本株式会社が発表した新型「Eクラス」

2009年以来となる全面改良したモデルで価格は675万円からです。

大浜平太郎キャスターの試乗

新型「Eクラス」に搭載された自動運転技術。その実力はどうなのでしょうか?

大浜平太郎キャスターは

基本的にはウインカーを傾けると、周りの状況を探知しながら車線変更してくれる。ハンドル操作は車が勝手にやってくれる。

新型「Eクラス」に搭載された自動運転技術「アクティブ・レーン・チェンジング・アシスト」は時速80km以上での走行時、ドライバーがウインカーを2秒以上点滅させると自動で車線変更する仕組みです。

しかし、ただ単純に車線変更をするだけではありません。

右に車線変更します、後ろから車が近づいています。

車線変更を指示したタイミングで横や後ろから車が来るなど車が危険と判断したら車線変更はしません。

感覚的に言うと、自分の目で大丈夫か判断して、車もハンドルを切り始めたから、これは行けるんだ。そういう感覚。完全に身を委ねるかというと、そういう感じはしない。

さらに今回、スマートフォンで簡単に自動駐車ができる最先端の技術も公開されました。

あえて前から駐車。難しい方を選んでいます。

外部のスマートフォンからの操作で駐車するので、運転席は無人でハンドルが切られています。

ただ、この技術は残念ながら日本での搭載時期は未定です。

上野金太郎社長

上野金太郎社長は将来的にはこうした自動運転技術を標準装備レベルまで持っていきたいと考えています。

自動運転を使い始めると、使わないと高速の渋滞に対応できないというお客様もいる。うっかり追突してしまう、などは防げる。使った人たちは次のステップ、使わない人はずっと怖がって使わない。将来、うっかりした事故などは、だいぶ軽減できる。

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