株式会社mellow
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お台場にある23階建てのオフィスビル「トレードピアお台場」の前が儲かっている広場らしいですが…
駐車用の空きスペースがあるだけ。
ところがお昼の12時になるとなにやらカラフルなトラックに行列が…
これはフードトラックというもので車の中で調理をして作りたてのランチを売っているんです。
こちらのオフィス前の広場には6台が並んでそれぞれが個性的なメニューを展開。
まるで広場がフードコートのように。
ビルから出てきたお客様は、
できたての栄養があるおいしいご飯が食べられる。
「外(レストラン)に食べに行かない?」
あまりしないですね。お店に行くと時間がかかるので。ワゴンの方が手軽。
と大好評!
仕掛け人
でも、これらのフードトラック、それぞれ勝手に集まってきたわけではありません。
実はちゃんと仕掛け人がいるんです。
それがこの人、株式会社mellowの柏谷泰行社長。
ビルのちょっとしたスペースを活用して提携しているフードトラックを呼んできて何でもない場所を美味しい場所に変換させる。
どういうことかというと、個人経営がほとんどのフードトラック。
メローはその350台と提携。
そしてビルの前などの空きスペースを見つけてはオーナーさんと交渉。
昼間だけそこを借りてフードトラックを呼び集めるっていうビジネスなんです。
メローは現在、銀座や赤坂など関東65ヶ所の空きスペースと契約。
全部お昼だけガラッとフードコート広場に変えているのです。
オフィスビルの担当者、山田貴司さん、どうして空きスペースをメローに貸すんですか?
もともと館内に食堂を設けることを検討、実際に食堂を設けるとかなりの費用がかかる。もともと駐車用の広場なので想定していなかった賃料が得られる。テナントの満足度が向上したのが我々のメリット。がっちりって感じです!
広場のオーナーも大喜びの仕組みがこちら。
フードトラックは出店料として売上げの15%をメローに。
メローはそのうち5%を広場のオーナーに使用料として支払います。
広場のオーナーもメローもがっちりおいしい仕組みですが、一方でフードトラックの店主にもメリットが!
カリー・カリーの菅原徹さんは、
1台だけでオフィス街で売るのと何台かでまとめて売るのではお客様のウケが違う。
なるほど。
1台より何台かまとまっていたほうが目立つし色々選べるってことでお客様が集まりやすい。
さらにキッチンTAPOchanの松本達也さんは、
メローがフードトラックを出すのに良い所を持ってきますから、なかなか個人で借りようと思っても借りられない。
「儲かるようになったんですか?」
がっちりです!
メローの作戦
そしてメローにはたくさんの広場を作っているからこその作戦が!
フードトラックが来る前はアクアシティに行ったりとか、周りにお店はあるんですけど食べ尽くしてしまって。フードトラックは毎日お店が替わるのでメニューに困ることなく。
月曜から金曜まで日替わりで呼び込むフードトラック入れ替えています。
だから、
ほぼ平日は毎日フードトラックで買ってます。
プロデュース
さらに最近では、
こちらのお店はデザインも当社がプロデュース。
銀座の人気イタリアンなので僕らがお店に電話して「一緒にフードトラックやりませんか」声をかけてはじめたお店。
銀座で人気のイタリアン「コルポ デラ ストレーガ」はランチだけフードトラックを始めることに。
そのプロデュースまでメローがしてあげちゃう。
「お店でランチはやっていなかった?」
コルポ デラ ストレーガの谷口光将さんは、
やってました。
お店は10坪くらいなので入れても14人ぐらい。なので1日すごい入っても30人ぐらい。
フードトラックを始めてみたら意外に楽しく意外に売れる。200食を超えることはざらにある。こんなにすごいんだって思いました。
なんとお客様の数がお店でランチを出していた時の6倍以上に!
柏谷社長、かなり嬉しいですよね。
「儲かってます?」
儲かってますね!
月のランチの売上げは4,000万円ぐらい。
メローはフードトラックでがっちり!
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