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[WBS]輸入穀物が高騰する中…本格始動!国産トウモロコシ[株式会社塚原牧場]

2022年3月21日

トウモロコシ価格が急騰!

"国内生産"普及のカギは?

現在、飼料用のトウモロコシの生産量で日本一を誇る北海道。

その先駆者として知られるのが柳原孝二さんです。生産農家およそ90軒を束ねる組合「北海道子実コーン組合」の代表を務めています。

組合としては約630ヘクタール。

これは北海道の生産量のおよそ7割にあたります。農水省の補助金制度が充実したこともあり今、柳原さんのもとには全国の農家から問い合わせが殺到しているといいます。

継続的な政府の交付金体系が見込まれれば農家も設備投資して増産につながる。

その一方で国産トウモロコシの本格的な普及には課題もあると指摘します。

国際価格が下がった時に安定して買ってもらえない販売の仕方ではなく、ロジスティックス(物流)の構築が必要。

栽培拡大のカギとなるという施設を見せてくれました。

コーンを保管するための設備。1,000トン入る通称サイロ。

日本にはトウモロコシを保管する設備がない。

栽培が広がり1年通して流通させるには全国各地に施設がないと広がっていかない。

柳原さんは貯蔵施設の整備で流通システムが構築できれば輸入品に対抗できる国産のトウモロコシ作りは可能だと話します。

輸入品に十分対抗できると思う。

輸入価格の上下が激しいので国産は一定価格という面で使いやすい。

現状の国際価格からみるとほぼ同じ価格なので競争力としてはある。

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