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[WBS] 生保各社が続々と販売!お得!?健康増進型保険!

2018年12月14日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

大手生命保険各社がいまこぞって販売に乗り出しているのが保険に加入することで健康になることを目指す「健康増進型保険」です。

契約をした後に健康状態が良くなると保険料の割引などがあることが特徴です。

その商品内容だけではなく、これまでの保険の営業スタイルを変える起爆剤としても注目されるかもしれません。

明治安田生命保険相互会社

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明治安田生命は12月14日、サッカーJリーグと冠スポンサー契約を更新すると発表。

「明治安田生命 J.LEAGUE」のタイトルは2022年まで採用されます。

明治安田生命の根岸秋男社長は、

地域の皆様の健康維持・増進をサポートする。

全国各地に拡大する予定。

今後、全国54のJリーグクラブと連携し、ウォーキングなどのスポーツイベントを開催。

そして2019年4月には健康増進型保険の販売に乗り出します。

健康増進型保険

いま生命保険各社は健康増進型保険に力を入れ、住友生命保険はウエアラブル端末で測定した運動データをもとに加入者が支払う保険料を変える商品を発売。

東京海上日動あんしん生命保険は歩数に応じて保険料をキャッシュバックする保険を売り出しています。

そんな中、明治安田生命は…・

滝田務記者、

健康診断の結果を毎年、保険会社に提出。その結果に応じて保険料が見直されます。

健康診断の結果が良ければ病気のリスクが少なく、保険会社が支払う保険金が少なくなるため浮いたお金が加入者に還元される仕組みです。

健康状態によって保険料を毎年見直すのも特徴です。

「他社がいろいろ出す中で出遅れ感がある?」

出遅れというより準備に時間がかかった。

続けるという取り組みにこだわっている。

健康の取り組みはお客様に合う方法でいい。プロセスを問わない。

健康増進型保険の狙い!「保険のおばちゃん」強化へ!

さらに健康増進型保険の販売は現場の営業力の強化につながるといいます。

明治安田生命のオフィスを訪ねると体を動かしていたのは営業職員です。

保険の加入経路は販売代理店やインターネットなど選択肢が広がっているものの、いまだ半数以上を営業職員が占めています。

複雑な商品設計や保険金を受け取る際の対応など顔なじみの営業職員を通じた保険の販売がいまあだに根強いのが現状です。

明治安田生命の千代田支社、星野卓司支社長、

真のお客様サービスとは何ですかというと、ひとつはお客様に安心して保険に加入してもらうこと。

信頼関係を構築すること。

株式会社ニコン

[blogcard url="https://www.nikon-image.com/"]

ただ、営業スタイルは昔から変化しています。

お昼時、大手カメラメーカーニコンの本社には明治安田生命の営業職員の姿がありました。

顧客に声をかけようとやって来ましたが、営業が許されているのは基本的にエレベーター前のスペースで昼休みの45分間だけです。

声を掛けることはできますが、会話をするにも一苦労です。

明治安田生命の大森営業部、日暮美加さん、

前は社内にずっと入らせてもらっていた。

一人一人の近場で食事をしているところに声をかけて、お菓子を配ったりしていると、毎日行っているので、それなりに「ありがとう」みたいになる。

「接点づくりは?」

難しい。時間がかかる。

昔のようにオフィスでの自由な営業は難しく、お客様との接点を持つことが難しくなっています。

明治安田生命が新たに販売する健康増進型保険ではお客様の健康診断の結果に基づいて営業職員は発症しやすい病気や生活改善のアドバイスを直接行います。

お客様の健康意識を高めるほかにお客様との接点を増やすことを狙っているのです。

すごくアフターフォローが強化される。

「今までの保険が変わった」と評価を上げていきたい。

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