この3連休、百貨店ではバレンタイン商戦がピークを迎えています。ただ、コロナ禍で義理チョコが減った分、バレンタインの流行にも変化が現れていました。

バレンタインまであと3日!
店に大勢のお客さん 売り切れも
3連休初日の2月11日、松屋銀座のバレンタインデー特設会場には大勢のお客さんが。

去年は外出を控えていた人も今年は店に足を運んでいました。
こちらのご夫婦は…
「何個購入した?」
1、2、3、4…7個。

自分たちで食べる。

「予算は?」
会社員(20代)の女性。
7,000円くらい。1万円くらい使っている。

人気の店を覗くとすでに売り切れの商品が…

予算も去年より増やす人が増えているそうです。

松屋銀座の柏木雄一食品部長。
去年と比べると売り上げが1.2倍以上になっている。

去年、我慢した人も含めてチョコレートを楽しんでいるのでは。

さらにある変化も起きていました。
コロナ禍で人に会ってギフトを渡しにくい状況なので配送で対応。

直接会わなくても送ることができる配送を依頼する人が増えていました。

3連休にバレンタインを買って、その後に渡す人が多くいる。

最大のヤマ場。

Z世代には"手作り"が人気?
一方、こちらは料理教室「ABCクッキングスタジオ 汐留シティセンタースタジオ」。1年で1番の繁忙期を迎えていました。

ボウルも回しながらグルグルして。

習っていたのはチョコレートケーキの作り方。

いいね、かわいい。

今年はコロナで義理チョコが減った分、恋人や家族に贈る豪華なケーキが人気だとか。
手間を掛けてもあえて手作りする理由は?

参加者(20代)。
彼氏に渡そうと思って。手作りの方が気持ちがこもるかなと。

参加者(30代)。
家にいる時間が長いので頑張って作ってみようと。

ある調査によると10代から20代のいわゆるZ世代の男性の55%がバレンタインデーに手作りチョコを希望。

若い世代で手作りがトレンドの一つになっているようです。

ABCクッキングスタジオの大神田紗弥さん。
コロナで手作りをする人が増えて、今年のバレンタインはその延長線上で作ってみようという人が多い。

大切な家族や恋人に渡して、手作りの美味しさを共有してほしい。
