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[がっちりマンデー]丸亀製麺(2)[株式会社丸亀製麺]

丸亀製麺

うどん業界No.1!丸亀製麺のヒミツ

渋谷の地下でうどん開発!マル秘味の番人が

うどんチェーンNo.1の丸亀製麺。年商921億円の原動力はなんといってもうどんそのもの。

テイクアウト用に開発、うどんとおかずを一つの丼で楽しめる「うどん弁当」は昨年の発売からわずか1年で累計2,000万食を売り上げる大ヒット!

さらに今年3月から販売、肉うどんの肉をあえて焼くという「焼きたて肉うどん」も絶好調。

うどんという昔ながらのメニューで斬新な大ヒット新商品を次から次へと生み出している丸亀製麺。その秘密があるというのでやって来たのはなぜか渋谷の道玄坂。

丸亀製麺
山口寛社長

宜しくお願いします。

この腰の低い人こそ丸亀製麺の山口社長。トリドールの社長は粟田さんですが、そのグループ会社にあたる丸亀製麺の社長は山口さんなんです。早速ですが山口社長、ヒットうどんを生む秘密を教えて下さい。

丸亀製麺
山口寛社長

こちらに秘密の場所がありますので。

ここ渋谷に秘密の場所があるらしい。社長のあとをついて行くと…

丸亀製麺
山口寛社長

こちら地下に…。

地下に降りたエレベーターのその先にあったのは…

丸亀製麺
山口寛社長

こちらが丸亀製麺のテストキッチンです。

渋谷・道玄坂のど真ん中の地下にあったのはテストキッチン。しかも、まるでお店のように店舗のかたちを再現している。

丸亀製麺
山口寛社長

こちらで丸亀製麺の商品を全て開発しております。

するといつの間にか山口社長も白衣に着替えている。

通常の3個4個は販売する。

このテストキッチンで行われるのが丸亀製麺でこの先出す新商品の試食チェック。山口社長も自ら商品開発に参加しているんですね。この日は今年の秋に発売する新商品の最終チェック。早速、テーブルには次々にうどんが運ばれてきて…山口社長、めちゃくちゃ食べている!

まず1つ目の新商品候補は…

丸亀製麺
山口寛社長

小松菜か春菊か?

どうやら具材の一つを小松菜と春菊、どちらにするかを決めるようですが…

丸亀製麺
山口寛社長

春菊の方が?っぽいですよね。

春菊の方が店内の醤油と出汁の旨みの香りに合う。

うどん出汁の香りに合うのは春菊。とうことで山口社長、具材を春菊に決定。

さらにこちらの新商品では…

丸亀製麺
山口寛社長

うどんを2玉に。

大丼で!

うどんはあえて玉で出そうと提案。

ここで素朴な疑問、山口社長はどういう基準で新商品の具材やレシピを決めているのか?実は社長曰くわかりやすい一つの基準があるという。

丸亀製麺
山口寛社長

丸亀製麺の想いを大事にしてます。何でも商品を出せばよいという発想にならないように。最後の砦の役目。

新商品で一番大事なのは丸亀らしさ。うどんの味がしっかり活きて、少し驚きがあるような商品なのか、山口さんは判断しているそうです。

でも、なぜ山口社長が丸亀らしさの番人をやっているのか?実は山口社長、これまでに14店舗の麺作りを任されてきた丸亀きってのうどん職人なんです。10年間作り続けてきたからこそ一言では説明できない「丸亀らしさ」が体にしみついている!

だからその場でどんどん決められちゃうってわけ。こうしてこの1時間で決まったのは8商品の新商品。山口社長も粟田社長に劣らずのスピード感ですね。これはますます…

丸亀製麺
山口寛社長

がっちり!

ですね。

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