レジ袋有料化のニュースで注目を集めているのがエコバッグです。このエコバッグが独自の進化を遂げていました。
原田環境大臣、
事業者はプラスチック製のレジ袋を無償配布してはならない。
来年4月に有料化が義務付けられそうなレジ袋。
そんな中で注目を集めているのがエコバッグです。
東急ハンズ銀座店の狩野絢香さん、
レジ袋有料化を受けて売れ行きが伸びている。
今回は東急ハンズで売れているエコバッグのランキング。
より便利に、よりカラフルに、独自の進化を続けていました。
8位~10位
まずは8位から10位。
8位 | レップ | フラッペ 保冷バックパック | 4,298円 |
---|---|---|---|
9位 | シエル | レジャー&マルシェバッグ | 2,160円 |
10位 | ルートーツ | EU.ルーショッパーミニ, アニマルプリント-A | 1,620円 |
EU.ルーショッパーミニ, アニマルプリント-A
10位はレジ袋とほぼ同じ形、大きさの入門型エコバッグ。
犬や猫の可愛い絵柄が揃っていて弁当を入れる袋に使う人も多いのだとか。
フラッペ 保冷バックパック
8位は一風変わったエコバッグ。
最近注目が高まっている背負うタイプのバッグです。
こちらは生地に冷たさを保つ素材を使っているため冷えたまま持ち運びができます。
またメッシュの仕切りがついているため下に重い飲み物、上に潰れやすい食品と分けられるのもポイントです。
5位~7位
続いて5位から7位。
5位 | LOQI(ローキー) | エコバッグシリーズ | 1,080円~ |
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6位 | ライゼンタール | ミニマキシショッパー | 864円~ |
10位 | MOTTERU | クルリト デイリーバッグ | 756円 |
5位と6位にはエコロジー先進国、ドイツからやって来たエコバッグがランクインしました。
ミニマキシショッパー
6位のライゼンタールはミュンヘン生まれの収納用品メーカーが作るエコバッグ。
LOQI(ローキー) エコバッグシリーズ
5位はエドウィン初のバッグブランド「LOQI(ローキー)」。
世界中のデザイナーとコラボした、エコバッグをキャンバスと見立てたカラフルなデザインが80種類以上揃い選ぶのに苦労しそう。
1位~4位
いよいよ上位、そこには驚きの事実が…
1位から4位は「シュパット」シリーズ。
5位 | マーナ | シュパット コンパクトバッグ(M) | 2,138円 |
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2位 | マーナ | シュパット コンパクトバッグ(L) | 2,678円 |
3位 | マーナ | シュパット コンパクトバッグDrop | 2,138円 |
4位 | マーナ | シュパット ポケッタブルバッグ | 1,058円 |
4位はシュパットの小さめサイズ。
3位はシュパットのしずく型。。
2位はシュパットの大きめサイズ。
1位はシュパットの中型くらいのサイズ。
なんと上位を同じシリーズのものが独占しました。
シュパット
エコバッグの売り上げの8割がシュパット。
今、メーカーでも品切れがあり、色がそろわないこともある。
なぜそんなに人気なのか、その秘密がこちら…
秘密は蛇腹状の独特な構造。
両端を引っ張ると一瞬できれいに折り畳めてしまいます。
近くにいたお客様に見せてみると、
面白いね
うん面白い。
「お買い上げありがとうございます。」
々佐々木優さん
実際の生活でシュパットはどれくらい便利なのか?
川崎市在住の主婦、佐々木優さんのお買い物に同行しました。
レジで支払いを済ませ、取り出したのはシュパッつの「M」サイズ。3ヵ月前に知人の勧めで買ったといいます。
八百屋で買ったミニトマトもそのままシュパットの中へ。
家に帰って食事の準備と思っても、やんちゃ盛りの1歳の息子が思うようにさせてくれない。
そんな時でも、一瞬でバッグを畳み、息子を抱っこすることができました。
子どもがすごく動くので1秒でも早くたたみたい。
株式会社マーナ
[blogcard url="https://www.marna-inc.co.jp/"]
このシュパットを作ったのは家庭用品メーカーの「マーナ」。
社内の商品展示室で待っていたのは、
私が開発しました。
シュパットの開発者、入社7年目の菊田みなみさん。
シュパット開発のきっかけは入社間もない頃、物流センターの見学で目にしたものだったといいます。
ヒントになったのが使い捨ての帽子。
工場や食品加工場で髪の毛の混入を防ぐためにかぶる使い捨ての帽子。
菊田さんはこの両端を固定した蛇腹の構造をバッグに生かせないかと考えました。
その後、2年ほど試行錯誤を経た後、2015年にシュパットを発売。たたむのが面倒だという不便さを解決したこの商品はたちまちベストセラーに。
その後、ラインナップに加わったLサイズはレジカゴにぴったりの大きさで商品をそのまま運べる便利もプラス。
直近1年間でシリーズ販売数は65万個。
快進撃はとどまることを知りません。
レジ袋の話が世間でよく出ているが、暮らしをちょっとでも楽にできたら良い。