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[がっちりマンデー]坪月商30万円超えの大繁盛店!(3)[株式会社2TAPS]

2020年9月27日

坪月商30万円超えの大繁盛店!

株式会社2TAPS

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月間食堂が教える坪単価30万円超えの大繁盛店!

通山茂之編集長、

東京の三軒茶屋にあるかどっていうお店。

かなり繁盛してるお店。

三軒茶屋の中では勝ち組と言ってよくて今三軒茶屋で一番グイグイ来てるグループだと思いますね。

東京・世田谷区の三軒茶屋駅から歩いておよそ3分。大通りから1歩入った路地裏を進んで行くと…

こちらが3つ目の怪物店「食堂かど。」。

夕食時の店内はお客様でいっぱい!

おいしいです。

お客様が思わず笑顔になっちゃうほど評判なのが…

新潟県産川部のコシヒカリのおにぎりでございます。

新潟県産のコシヒカリにこぼれんばかりの醤油漬けのイクラを乗せた岩船産川部のコシヒカリおにぎりや国産豚の粗挽き肉をふんだんに使ったかどの肉焼売など、こちら和食の中心の居酒屋さん。

ラフなサンダル姿でやって来たのは社長の河内亮さん。

かど。の坪月商っていかほどなんですか?

坪が10.6坪、売り上げが600万円。坪月商が56万円。

なんと繁盛店の証、坪月商30万円を大きく上回る坪月商56万円。

実はこの驚異の数字、河内さんが考えたある戦略で成し遂げたもの。

あるお客様を狙い撃ちにするという作戦らしいのですが…

それは、

ご自宅に帰るお客様をターゲットにしています。

河内さんの狙いは三軒茶屋に住んでいる帰り道のお客様。

「お住まいはどちらなんですか?」

三軒茶屋です。

三軒茶屋です。

今日は三軒茶屋からなのですぐそこです。

確かに三軒茶屋住まいの方がかなり多い。

こうしたお客様の帰り道を狙うために河内社長、あえて大通りではなく路地裏にあるこの場所に出店。

どういうことかというと、

この場所の特徴はメイン通りから1本外れるという所に位置付けされていて抜け道になっている路地裏。

実はかどの。の前を通るこの道は旧茶沢通りといってメインストリートではないけれど駅前と住宅街を結ぶ歩きやすい道として地元の人に馴染み深い通勤ルートなのです。

こうして店前を通る地元の人達に来店してもらうために河内社長、お店の造りもひと工夫。

通勤部分に面した部分はなんと壁を取り払って一面ガラス張りの引き戸にしちゃった。

するとかど。の前を通る帰り道の方々がスケスケ状態の店内が気になってチラチラ見ている。

「今歩いてチラッと見てたじゃないですか?」

「何で見てたんですか?」

オシャレだから。

「気にはなってます?」

行ってみたいとは思います。

さらに帰り道のお客様の注目を集めるために一番目立つ場所には縁側席を設置。

その効果は絶大で、

いつも混んでます。スゴい賑わってます。

通るとスゴい人なんで気になってて予約しました。

河内さんの狙い通り帰り道の地元客がたくさんやって来ている!

遠くから来ているお客様に週1回来てもらうよりも近所からのお客様に週3回寄ってもらえるように頑張ろうっていうのが河内さんの考えなんです。

ほかにも三軒茶屋で帰り道のお客様に来てもらうための儲かり戦略が…

実はかど。お昼時はランチとテイクアウト、それが終わるとカフェ、そして夜はディナーの4業態で営業している。

これも帰り道のお客様をコアな常連客に誘導する考え抜かれた戦略。

まずはテイクアウトのお弁当を帰り際でも気軽で買える軒先で販売。

すると、

いつもお弁当買って帰って食べたりしたんだけど。

中でも食べられますよって言うから初めて今日入ったんですよ。

お弁当が美味しかったお客様が次はランチにとお店に足を運んでくれる。

すると雰囲気を気に入ってくれたお客様が今度は夜にお食事にやって来る。

まさに三軒茶屋を知り尽くした地域密着型の戦略で驚異の坪月商56万円を達成していたんです。

かど。は10坪16席でがっちり!

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