株式会社Luup
[blogcard url="https://luup.sc/"]
日本交通の川鍋一朗会長が気になっているのはLuup(ループ)って会社。
やって来たのは渋谷にあるビルの一室。
おはようございます。
つぶらな目が特徴的なループの岡井大輝社長(26歳)。
早速ですが、何をしている会社なんですか?
ちょっと待っててくださいね。
どっか行っちゃった…
すると、
「何ですか?」
電動キックスケーターの会社。
ループは電動キックスケーターを製造してシェアリングする会社。
電動キックスケーターのシェアリングサービス
岡井社長が運営しているのは電動キックスケーターのシェアリングサービス。
実はこのサービス、アメリカやヨーロッパなどではすでに2年前から爆発的に普及していて、世界の市場規模は5年後にはなんと最大5兆円にもなるといわれている超巨大ビジネス。
だったらこれをまだ普及していない日本でいち早く始めれば儲かるはずというのが岡井社長の野望なんです。
その使い方は至ってシンプル。
アプリを通してQRコードをスキャンするとロックが外れます。
スマホで専用のアプリを起動し、キックスケーターのハンドル部分についているQRコードにかざせば100円でロック解除。
1分10円で乗れるシステムにするつもりなんだって。
横浜国立大学
[blogcard url="https://www.ynu.ac.jp/"]
この仕組みを実験的に導入している横浜国立大学のキャンパスにお邪魔してみると…
ありました。
そこで初めて乗るという学生さんの様子を見せてもらうと…
坂道楽やな。
本当に楽。漕がなくていい。
マジで漕がなくていい。むちゃくちゃ楽!
電動なので漕がなくてもアクセルをひねれば一気に加速!
なかなか便利そうな電動キックスケーターのシェアリングビジネス。
電動キックスケーターのメリット
でも、こういうシェアリングというと日本ではすでに自転車のやつが広まっていて結構強敵な気がしますが…
岡井社長曰くキックスケーターのほうが断然いい!とのこと。
自転車だと駐車場1台分のスペースに10台分ぐらい。キックスケーターだと最大40台ぐらい停めることができます。
自転車よりも圧倒的にコンパクト!
折りたたんで縦置きにすれば10平米のスペースに100台以上置ける!
街中に何箇所も置き場所を作らなきゃいけないシェアリングビジネスではとても効率がいい。
値段の方も電動自転車と比べて半額ぐらいとリーズナブル。
そして何より安全面でもメリットが!
足を置く場所と地面が近いので「危ない!」と思ったらすぐに足をつくことができます。
座って乗る自転車はふらついて転ぶ恐れがあるけど、電動キックスケーターは転びそうになったらパッと足とつければいいだけ。
自転車のシェアリングの場所にキックスケーターが置けたら結構なビッグビジネスになるといいます。
「年商はどれぐらい?」
800億円くらい。
もう結構がっちり儲かります!
問題点
自信満々の社長ですが、実はこのビジネスには大きな問題が…
電動キックスケーターは現状電動機付きバイクに該当。
どういう状況・道であれば安全か検証がまだされていない。
いま現在、日本国内の公道では電動キックスケーター原付きと同じ扱い。
だから岡井社長、全国あちこちで実証実験を行い警察庁や国土交通省とどうすれば安全に運用できるか議論してからサービスを開始する予定なんだって。
日本でも電動キックスケーターが走る姿早く見たいですね。
ループは新しい移動手段でがっちり!
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