
3月8日の東京タワーの様子です。国連が定めた国際女性デーに合わせてイメージカラーの黄色にライトアップされています。

ダイバーシティ、多様性が組織には必要だという考え方が世界的に広まる中、日本の企業でも女性の活躍の場をさらに広げるための改革が急務となっています。

3月8日「国際女性デー」!企業成長のカギは…
3月8日、国際女性デーに合わせて開かれていたのは女性の活躍推進に寄与した個人や企業を表彰するイベント「HAPPY WOMAN AWARD 2022 for SDGs」。

途上国の教育支援などに取り組む歌手の倉木麻衣さんや被災地支援にも力を入れる実業家の紗栄子さんなどが受賞しました。


受賞者の中には企業でダイバーシティを推進する女性たちも。

ライオンの廣岡茜さんは自身が仕事と家事の両立に苦労した経験から近所の飲食店から手軽に夕飯をテイクアウトできるサービスを開発しました。


ライオン ビジネス開発センターの廣岡茜さん。
いろいろなアイデアを持った女性たちが企業の中にはたくさんいる。

そういう女性のアイデアを企業側が引き出していくのが大事。

女性の社会進出が年々進む一方、企業の管理職に占める女性の割合では日本は世界に大きく遅れを取っています。一体何故なのでしょうか。

日経BP 日経×womanの羽生祥子編集委員。
企業で「リーダー・偉い人は男性」と思い込んでいる。マインドチェンジができていない。

そうした中、期待されているのが4月から行われる3つのルールの変更です。
- 女性活躍推進法 改正
- コーポレートガバナンス・コード 改訂
- 育児・介護休業法 改正

中でも注目されているのが東証の再編に伴うコーポレートガバナンス・コードの改訂。どう変わるのかというと…
管理職・取締役のメンバーにしっかりと女性が入っているか。

目標値・社内の環境や研修の情報を開示することが企業に求められている。

地位向上の話ではなく、経営にとってやれば非常にメリットがある。

これに関してはやらない手はない。
