
インターネット上にあるイラストやCG、そのほとんどは簡単にコピーすることができます。

しかしNFTという技術を使うとコピーが難しくなり、CGなどのデジタル作品が世界でたった一つのものとなるため所有者が誰か証明できるようになります。そのため今、デジタル作品がアートとして高値で売買され始めています。

そして3月23日にLINEはNFTのデジタルコンテンツを個人が手軽に売買できるサービスに4月に参入すると発表しました。より身近なものになるのでしょうか。

LINE 4月新サービス開始!手軽にNFT 利用者拡大へ
3月23日にLINEが発表したのが…

LVCの林仁奎社長。
NFTはこれまでのビジネスを革新していくと思っている。

2022年4月13日に「LINE NFT」をローンチする。

LINEは3月23日にNFTと呼ばれるデジタル資産を個人が手軽に取引できる取引所を4月13日に開設すると発表しました。

これまでこうしたデジタルデータはコピーを作ると元のデータと見分けが付かなくなるため本物のデータと証明することが困難でした。

しかしNFTの技術を使うことでデジタルコンテンツの偽造を防ぐことだけでなく、そのコンテンツが唯一無二の本物だと証明することが可能に。作者や所有者などを記録することができます。

日本国内で9,000万人の顧客を持つLINE。

NFTの普及・事業拡大を狙っています。

LINEのNFT事業を手掛けるLVCの林仁奎社長。
今までデジタルのものを売ることはなかなか考えられなかったが、自分が持っているものを他人に売ることも簡単にできるのが今までのデジタルのものと違いがあるし、LINEが入っていくことによってより普及していくと思う。

LINEはお笑いやスポーツ、アニメなど100種類以上のNFTコンテンツを扱う予定です。
LINEのアカウントから日本円でNFTのコンテンツが購入可能。

こちらのIDはいつ・いくらで販売されたか、所有者情報、これまでの購入履歴が記録されていることを示しています。

さらにLINE上でNFTを送ることも可能。
もちろん所有者の情報も送られた側から送った側にしっかりと移っています。

LINEの参入によってクリエイターもNFTの領域に足を踏み入れる人が増えています。
やしろあずきさん(32歳)。

大手ゲーム会社の在職中にツイッター上などでイラストやウェブ漫画の投稿を始めました。

最初はツイッターに作品を上げるだけだったので独立前はお金は全く入ってこない状態。

今回、自分の作品をNFTとして出品することに。LINE上で出すことについてやしろさんは…
知名度があり、みんなが使っているプラットフォームで出せるのは信頼感がある。

LINEがやっているなら安心だと思う人は一定数以上いると思うので、安心したプラットフォームで作品を出せてよかった。

こうしたやしろさんのようなクリエイターを抱えてLINE側にNFTのコンテンツを供給する事務所のような役割を果たしているのが「Minto」。

会社員や主婦も含め現在250人ほどのクリエイターを抱えています。

9,000万人という顧客基盤を持つLINEにコンテンツを供給する機会ができることが日本のクリエイターにとっても大きなチャンスになるといいます。

ミントの水野和寛CEO。
LINEは既に国内でもたくさんのユーザーを抱えている。

大手のプレーヤーでコンテンツを供給してきたプレーヤーと組むのが一番やりやすい。

僕らがアドバイスしたり、一緒に作ったりすることを通じて日本のクリエイターが世界に広がっていく可能性がある。
