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[がっちりマンデー] 劇的に進化!「保存」ビジネスの最前線!(2)

2019年2月10日

劇的に進化!「保存」ビジネスの最前線!

儲かる!保存ビジネス!

三崎漁業協同組合

[blogcard url="https://misaki.or.jp/"]

やって来たのは愛媛県佐田岬漁港。

なんでもこちらの漁港で驚くべき保存ビジネスが始まったといいます。

「何を獲ってきたんですか?」

三崎漁協の堀田春樹さん、

ハマチ!

漁師の堀田さん、今が旬のハマチを一本釣りで獲ってきたというのですが…

「ものすごい保存でがっちり?」

おぅ!

魔法の水があるわい!

それを使うと魚が長い間保存が出来る。

7日間ぐらいは全然大丈夫。

冷蔵庫に入れるだけで大丈夫!

魚が7日も長持ちする魔法の水?

なんとも怪しそうな話ですが、堀田さん何やら取り出した!

これ水!

「これが魔法の水?」

これが魔法の水!

霧吹き!

じゃあかけるよ。

活け〆したハマチのエラにシュッシュ!

全体にもシュッシュ!

普通の水!

「なめても大丈夫?」

大丈夫!大丈夫!

「何にも味しない。」

無味無臭。

無限七星

霧吹きの中身がこちら「無限七星」と書かれたなんだか怪しい感じプンプンの液体。

これで7日間大丈夫。

ホント。

ダマしてねって!

ということで加工工場で確かめることに…

これが1週間前のハマチ。

「魔法の水かけて?1週間?」

大体1週間経ったら全体的に黒くなって絶対食べられない。

確かに見た目は普通に新鮮なお刺身。7日前のようには見えません。

臭いはどう?

「あれ…臭わない。」

臭わないやろ?

魚独特の臭み、そういうのもキレイに取れてる。

じゃあ一口いってみて、

「歯ごたえスゴイし、美味い!」

言うたやん、だから。

これはスゴい!と盛り上がる中、再びこの男が…

「ホントですか?」

ホントに1週間前の魚。

「今日獲ったのを僕達が来る前にパックして食べさせてるだけじゃ?」

じゃあ持って帰って試してみ。

今日〆たやつを持って帰って食べてみたらエエやん。

というワケで今日獲れた魚の切り身を持ち帰り東京で実証することに・・

魔法の水をかけた切り身とかけていない切り身をスタッフルームの冷蔵庫に保存。

ちょうど7日目に食べてみることにしました。

まずは何もかけていない切り身。

真空パックに入っていたので色味はそんなに悪くなっていませんが…

ちょっと臭いです。

臭いがするのでちょっと食べられない…

魔法の水をかけた方は、

臭いがしないです。

これはいけそうだとパックリ。

美味しいです。

1週間前の魚とは全然思えない。

美味しい。

確かに本当でした。疑ってすいません!

でも、この無限七星なる水の正体は一体何なのか?

株式会社ライフピース

[blogcard url="http://life-peace.club/"]

そこで向かったのは愛媛県松山市。

ライフピースという会社。

魔法の水を売っているライフピースの小島正一さん。

去年の10月から販売。

漁協とかそういう所で先行販売。

とにかく気になる魔法の水の正体ですが…

こちらの白髪のおじさまが魔法の水を作ったという久保田徹さん。

一体なんで魚にかけるだけで7日間も鮮度が保てるのですか?

アミノ基

無限七星に入っている主な成分はアミノ基。

アミノ基とはアミノ酸の一部でこれが魔法の水のヒミツ。

生きている細胞のアミノ酸というのは水素イオンが動いている。

死んだ細胞は水素イオンが動いていない。

アミノ基は水素イオンの働きを助ける。

なかなか難しいお話ですが、ようするにアミノ基なる成分によって細胞を生きているのに近い状態にするってことらしい。

久保田さん、そんなことをどうやって思いついたのか?

普段は商品衛生管理のお仕事をしている久保田さん。

大手の回転寿司チェーンである事に気がついたそう。

臭いの問題があり、匂いを消すためにアミノ基がついた袋があった。

このアミノ基を水に溶かしたら応用が効くだろうと。

今回の無限七星の開発に至った。

独学で11年に渡って研究し、アミノ酸からアミノ基を取り出す技術の開発に成功!

その証拠にと、久保田さんが見せてくれたのは、10年前にアミノ基入りの水に漬けた食材。

キャベツにサヤエンドウ、魚の切り身だって色は変わっていますが、ちゃんと形が残っていて臭いもしない!

これはスゴい!

がっちり!

でも、この魔法の水「無限七星」、気になるそのお値段は?

1本1万3,000円。

「えっ。」

ビックリしますよね。

でも、この1本でハマチが50~80匹使える。

1匹200円前後。

「切り身にしたら10円~20円ぐらい。」

1~2日で捨ててたものが1週間もつのでその間販売できる。

今までマイナス分がほとんど無い。

早速、三崎漁協ではこの水を使って7日間熟成させて美味しく食べることが出来る魚のブランド「完熟フィッシュ」を販売開始。

鮮度をキープできることはもちろん、冷凍しなくても運べるので輸送コストもぐっと下がると良いこと尽くめ。

将来的には色んな所にも応用可能。

これは大ヒット間違いなしです!

魔法の保存水「無限七星」でがっちり!

[blogcard url="https://lovely-lovely.net/business/asahi-gf"]

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